豚のバタぽん焼き
コクのあるバターとさっぱりしたポン酢だれは相性抜群。ご飯がすすむこと間違いなしのおかずです!
写真: 鈴木 雅也
*1人分
材料
(2人分)
- ・豚こま切れ肉 200g
- ・たまねぎ (小) 1コ(120g)
- ・にんじん 1/3本
- 【ポン酢だれ】
- ・にんにく (すりおろす) 1/2かけ分
- ・ポン酢しょうゆ 大さじ3
- ・みりん 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・塩 少々
- ・かたくり粉 大さじ1+1/2
- ・ごま油 大さじ1
- ・バター 小さじ2
つくり方
たまねぎは大さじ1だけすりおろし、【ポン酢だれ】の材料と合わせる。
豚肉は酒、塩をもみ込み、かたくり粉をまぶしておく。1で残ったたまねぎは縦半分に切り、横に5mm幅に切る。にんじんは細切りにする。
フライパンにごま油を中火で熱し、豚肉を炒める。色が変わったらたまねぎとにんじんを加えて炒め、しんなりしたら、鍋肌から1を回し入れる。
たれがなじんだらバターを加え、味をからませる。
【知っておきたい!豚こま】
●保存法
豚肉は外見からは傷みが分かりにくいが、冷蔵庫での保存は2~3日間が限度。冷凍する場合は一回で食べきれる量を小分けにし、ラップでしっかり包んで保存袋などに入れ、1か月を目安に食べきる。
●栄養
たんぱく質や脂質はもとより、ビタミンB群を多く含む。なかでも水溶性のビタミンB1は糖質の代謝になくてはならない栄養素で、疲労回復には欠かせない。必要量以外は排泄されてしまうので、毎日一定量を摂取する必要がある。豚肉は他の食品と比べてビタミンB1の含有量が特に多く、120gで1日の必要量が満たされる。
●豚こまの部位
豚こまは、豚肉を商品にする過程で出た半端部分などをスライスしたもので、同じ部位だけ、またはさまざまな部位が混ぜられて販売されている。部位表示の義務がないため、部位までは判別しづらいが、赤身と脂肪のバランスが好みのものを選ぶとよい。
このレシピをつくった人
井澤 由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理と、江戸っ子らしい気さくで温かな人柄が表れた料理が人気。とくに発酵食品のレシピ開発はライフワーク。体を健やかに保つ薬膳と組み合わせた独自のレシピメソッドも提案している。
企業商品開発、カタログ、講演、著者多数。レモン塩、乳酸キャベツブームなどの火付け役としても知られる。
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