スペアリブのにんにく風味焼き
オーブンいらずのお手軽ロースト!うまみたっぷりの骨付き肉を、にんにく風味とタイムの香りでいただきます。
写真: 松本 祥孝
*1人分
*肉に下味をつける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・スペアリブ (小) 6~8本(約400g)
- 【下味】
- ・塩 二つまみ
- ・こしょう 少々
- ・にんにく (すりおろす) 1/2かけ分
- ・タイム (生) 2~3枚
- ・オリーブ油 大さじ1
- *またはサラダ油。
- 【付け合せ】
- ・りんご 1/2コ
- ・サラダ油 大さじ1/2
- ・タイム (生/飾り用) 適宜
つくり方
スペアリブに【下味】の塩、こしょうをふり、にんにくを散らす。タイムは葉をしごいて加え、手でよくすり込んで30間以上おく。
下味の材料を肉の表面にすり込み、しばらくおいて味をなじませる。長時間おく場合は、冷蔵庫に入れる。
フライパンにオリーブ油を強火で熱し、スペアリブを骨を上にして並べる。フォークなどを押しつけてしっかり焼き、焼き色がついたら返し、中火で全体をこんがりと焼く。火を止めてアルミ箔(はく)をふんわりとかぶせ(豚ヒレ肉のフライパンロースト参照)、弱火で約5分間、時々返しながら焼いて火を通す。
フォークを骨に押しつけると、肉の部分がフライパンに密着してしっかりと焼ける。金属製のフォークを使うときはフライパンを傷つけないよう注意。
りんごは縦6等分に切って芯(しん)を除き、皮をむく。2のフライパンを洗って水けをふき(または別のフライパンで)、サラダ油を強めの中火で熱し、りんごを並べ入れ、両面をこんがりと焼く。器に2を盛り、りんごを添え、好みでタイムを飾る。
【使ってみよう!】
◆タイム(生)◆
さわやかな香りを持つシソ科のハーブ。肉にも魚介にも使え、洋風料理ではポピュラー。枝のまま加えたり、葉を指でしごいたりして使う。
【使う肉はこれ!】
◆スペアリブ◆
豚の骨付きのバラ肉。骨の周りの肉は味がよく、じっくり焼いたり、煮込んだりして味わう。骨が堅いので、大きい場合は店で切ってもらうとよい。
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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