きょうの料理レシピ
甘酒
米麹(こうじ)からつくる甘酒は、自然でやさしい甘さが魅力的です。特別なときに飲むものだけではなく、料理づくりでも頼れる存在ですよ。
写真: 竹内 章雄
材料
(約500ml)
- ・米麹 (乾) 200g
- ・米 1合(180ml)
- ・炊飯用の水
- *つくり方1参照。
つくり方
1
おかゆを炊く。米は洗ってざるに上げ、炊飯器の内釜に入れる。3合の目盛りまで水を注いで普通に炊く(「おかゆモード」などがあれば、それを使ってもよい)。ふたのできる鍋に移し、60℃になるまで冷ます。
! ポイント
温度が高すぎても、低すぎても米麹が働かないので注意。
2
米麹は手のひらではさんでもみほぐし、1粒ずつバラバラにする。
! ポイント
手のひらをやさしくこすり合わせてほぐしているうちに、米麹の香りがたってくる。よくほぐしておくことで、おかゆとしっかりなじんで発酵し、甘さを醸し出してくれる。
3
2の米麹を入れ、木べらなどで混ぜる。米麹を入れ終わったときに50℃くらいになる状態を目指す。
4
布巾をかけ、鍋のふたを少しずらしてかける。鍋用の保温カバーに入れるか、毛布などでくるんで約1日保温する。
! ポイント
米麹が発酵してくるので、ふたで密封しないこと。
5
色が少し黄色みを帯び、甘さが感じられるようになったらOK。保存容器に移して冷蔵庫で保存する。
! ポイント
2週間を目安に使いきる。
全体備考
米は炊いておかゆにし、米麹と合わせる。
生の米麹を使う場合も手順は同様でOK。
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べったら漬け
きょうの料理レシピ
2012/01/17
麹でおいしく!
このレシピをつくった人
河合 真理さん
和食をベースに、独自の発想で素材の味を生かした新感覚の料理が人気。ざん新な切り口の料理書「迷宮レストラン~クレオパトラから樋口一葉まで」が好評。祖母は、料理研究家の草分け的存在の阿部なをさん。
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