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きょうの料理レシピ

梅干し(2)赤じそ漬け

赤じそが出回るのは、6月下旬から7月上旬ごろの短い期間なので、逃さず買って漬けましょう。

梅干し(2)赤じそ漬け

写真: 村林 千賀子

材料

(つくりやすい分量)

・塩漬けした梅 全量
・赤じそ 3~5ワ
*正味400~800g。
・塩 40~80g
*赤じその重量の10%。塩は「梅干し(1)塩漬け」と同じもの。
・白梅酢 カップ約1/2

つくり方

1

赤じそは葉を摘み取り、よく水で洗って土などを落とす。

2

ざるに上げて広げ、日陰に半日ほど干して、よく水けをきる。

3

清潔なタオルで完全に水けを取り、ホウロウのボウルに入れる。塩の半量をふって手でよくもみ、しんなりしたらギュッと絞ってアクの汁を捨てる。残りの塩をふってもう一度よくもみ、しっかりとアクの汁を絞る。

4

塩漬けの梅を漬けてあるホウロウ容器から、白梅酢約カップ1/2を取り分けて3のボウルに加え、しそをほぐす。

5

しそが赤く染まったら塩漬けの梅にのせ、梅酢も戻す(梅酢に完全につかるように)。再び皿と軽くおもしをのせ、暗くて涼しい場所で梅雨明けを待つ。

全体備考

◆万が一のときの対処法◆
《梅酢が濁っていたら》
梅はざるに広げて天日に干し、梅酢は紙タオルを敷いたざるなどでこして、ホウロウやステンレスの鍋で煮立てる。容器を消毒し、梅と冷めた梅酢を戻し入れる。
《かびが生えたら》
かびが散らないように静かにすくい取り、梅は焼酎で洗い、水けをふいてから天日干しに。ほかは、《梅酢が濁っていたら》と同様。

◆梅干しの手順はこちら◆(1)塩漬け:6月上旬~(2)赤じそ漬け:6月上旬~7月上旬(3)土用干し:7月下旬以降
梅干し
梅干し(1)塩漬け
梅干し(3)土用干し

きょうの料理レシピ
2008/06/12 季節の食卓

このレシピをつくった人

濱田 美里

濱田 美里さん

1977年 広島県生まれ。中医学から日本の郷土料理まで好奇心旺盛に幅広く探求する一方、現代の食卓に合った「和モダン」なレシピを発表している。現在は神戸にてオンライン料理教室や動画配信など行っている。

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