とろとろオムライス
炊飯器でつくるチキンライスは、適度に水分を含んでいて、とろとろのオムレツとからめると絶妙な味わいです。
写真: 鈴木 雅也
材料
(2人分)
(チキンライスは約4人分)
つくり方
【チキンライス】をつくる。鶏もも肉は一口大に切る。たまねぎはみじん切りにする。マッシュルームは縦半分に切ってから2mm幅に切る。トマトの水煮はザク切りにしておく(角切りタイプならそのままでよい)。炊飯器の内がまに米(洗わなくてよい)、マッシュルーム、グリンピースを入れておく。
フライパンにオリーブ油大さじ2を熱し、鶏もも肉を入れる。塩・こしょう各少々をふっていため、色が変わったら油をフライパンに残し、鶏肉を1の内がまに加える。
2のフライパンににんにくを入れていため、香りがたったら、たまねぎを加えていためる。しんなりしたらトマトの水煮を加えて火を強め、半量以下のジャム状になるまで煮詰める。
内がまに3、スープ、オリーブ油大さじ2、ローリエを加えて軽く混ぜ、味をみてたりなければ塩、こしょうで調え、炊く。炊き上がったら「マジックペースト」を混ぜ合わせ、器に盛る。
マジックペーストは加熱すると風味がとんでしまうので、炊き上がりにサックリと混ぜ込んで。
オムレツをつくる。卵をボウルに割りほぐし、パルメザンチーズ、塩・こしょう各少々を加えて混ぜる。フライパンにオリーブ油大さじ1、バター10gを熱し、卵液の半量を流し入れて焼く。菜ばしで大きくかき混ぜ、半熟になったら手前から生地を半分に折るようにしてフライパンの端に寄せ、形を整える。火を止めて4の【チキンライス】の上にのせる。同様にしてもう1人分つくる。
卵を混ぜすぎるととろとろに仕上がらないので、卵白が残るくらいにざっと混ぜるとよい。
チキンライスの残りはラップフィルムなどで包み、冷凍庫で保存しておくとよい。
※圧力式炊飯器など、炊飯器によっては豆を加えて炊くことを禁じているものもあります。お手持ちの炊飯器の取り扱い説明書をご確認ください。
このレシピをつくった人
山根 大助さん
大阪のイタリアンレストラン「ポンテベッキオ」オーナーシェフ。イタリア各地で修業。豊かな知識と、旺盛な好奇心で、驚きにあふれる料理を生み出す。イタリア政府よりカヴァリエレ勲章を受勲。
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