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きょうの料理レシピ

昆布巻き

ごちそうたっぷりのおせちの中で、しみじみおいしいシンプルな煮物です。

昆布巻き

写真: 佐伯 義勝

材料

(つくりやすい分量)

・昆布 (乾) 80g
*日高昆布など
・かんぴょう (乾) 20g
【A】
・酒 大さじ5
・酢 小さじ1
・しょうゆ 大さじ3~4
・砂糖 大さじ6
・みりん 大さじ1~2
・塩

つくり方

1

昆布はカップ5ぐらいの水にサッとくぐらせ、水けをきって柔らかくなるまでしばらくおく。堅く絞ったぬれぶきんで両面の汚れをふく。5~6cm長さにそろえて切る。昆布をくぐらせた水は紙タオルなどでこし、とっておく。

2

かんぴょうは水でサッと洗い、3分間ほど水に浸し、塩でもみ、塩を洗い流して水けを絞る。

3

昆布の切り口を左右にして2~3枚ずつ手前からクルクルと巻き、かんぴょうでゆるめに二巻きして結ぶ。

! ポイント

まず1枚を巻いて、それを芯にして巻くと巻きやすい。煮ると昆布がふくらむので、余裕を持ってかんぴょうで巻く。結んでは切る、を繰り返すと無駄がない。

4

平なべに昆布巻きの結び目を下にして並べ、動かないように落としぶたをし、端から1の昆布水をかぶるくらいに注ぐ。さらに、【A】の酒と酢を加え、弱めの中火で30分間ほど煮る。

5

竹ぐしがスーッと通ったら【A】のしょうゆの半量、砂糖を加えて約15分間煮、残りのしょうゆとみりんを加えて、汁けがほぼなくなるまで煮含める。冷めたら両端を湿らせた包丁で少し切り落とし、形をそろえる。

きょうの料理レシピ
2002/12/10

このレシピをつくった人

清水 信子

清水 信子さん

(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。

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