きょうの料理レシピ
梅干し (3)土用干し
つくり方
1
大きめのボウルに盆ざるをのせ、汁けをきった梅を重ならないように並べる。しそも並べ、木べらで汁けを絞る。容器に残った梅酢とボウルにたまった梅酢はそれぞれこして保存容器に移しておく。盆ざるの三方にひもを結び、物干しざおなどにつるせるようにすると、風通しもよく、土用干しに最適。
2
盆ざるを物干しざおに通し、日のよく当たる風通しのよい場所につるして乾かす。梅は時々表裏を返し、日中3日間天日に干す。夜は室内に取り込むこと。
3
土用干しの3日目には、こして容器に入れた梅酢も容器ごと日の当たる場所に出して干す。
4
夕方、梅酢の温かさが残るうちに、土用干しした梅としそを梅酢に戻す。容器を揺すって梅酢を全体になじませ、落としぶたをのせて暗くて涼しい場所で保存する。梅全体が赤梅酢を吸ってきたら食べられるが、味がなじむのは半年たってから。
【こちらの手順も参考に!】
梅干し
梅干し (1)梅の塩漬け(下漬け)
梅干し (2)赤じそ漬け
きょうの料理レシピ
2002/06/03
このレシピをつくった人
杵島 直美さん
和洋中問わず、家庭でつくりやすいおかずを提案。母である料理研究家の村上昭子さんから受け継いだ保存食づくりは得意中の得意。簡単にできるアイデア料理も好評。
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