ソース焼きそば
おいしい焼きそばは、めんがべとつかずに、ソースの香りが高いもの。そんな焼きそばをつくります。
写真: 高木 隆成
*中華めんの水けをきる時間は除く
材料
(4人分)
- ・中華めん (蒸したもの) 4玉
- ・豚バラ肉 120g
- ・キャベツ 240g
- ・もやし 120g
- ・焼きそばソース 120ml
- *市販
- ・紅しょうが 適宜
つくり方
中華めんは焼きそばをつくる20分前には水に通してほぐし、そのままざるで水けをきる。
めんは焼くときに、くっつかないようにあらかじめほぐしておく。
豚バラ肉は3cm長さに切り、キャベツは3cm角に切る。ホットプレートは270℃(高温)にセットする。
ホットプレートに豚肉の1/4量を広げてのせ、その上にキャベツ、もやしをそれぞれ1/4量、中華めん1玉をのせる。ふたをして1分間そのまま蒸し焼きにする。
豚肉、野菜の上にめんをのせ、野菜から蒸発する水分でめんを蒸す。ふたをするのは全体を蒸らすためと、プレートの温度を下げないため。
キャベツ、もやし、中華めんを端に寄せ、豚肉を裏返す。3と同様に、裏返した豚肉の上に端に寄せたキャベツ、もやし、中華めんをのせ、1分間弱ふたをしないで、そのまま焼く。
豚肉を返したあとも野菜とめんをのせ、めんを蒸す。決して押さえないこと。ふたはしない。
めんをほぐすようにプレートに広げ、めんを焼きつけるように1分間弱いためる。
めん全体をプレートに焼きつけるようにいためるが、めんを切らないよう注意。
具とめんを中央に集め、焼きそばソースの1/4量を回しかける。ソースが焦げないように手早く上下に返しながら焼き、ソースが全体にからまったら器に盛る。紅しょうがを添える。残りも同様に焼いて、仕上げる。
ソースを入れたら、焦げないように上下を返しながらすばやく合わせる。
《うまい王道への6つのポイント》
1. 中華めんはあらかじめ水に通して、ほぐしておく。
2. 家庭でつくる焼きそばは、1回に1~2人分が限度。欲張って一度にたくさん焼かないこと。
3. ホットプレートの温度は270℃。できるだけ高温で焼く。
4. キャベツはソースがからまりやすい。柔らかい部分を使うのがベター。
5. 焼きそばは中華めんを「焼く」のであり、「温める」のではない。蒸らし終わった中華めんは広げて、プレートに焼きつける。
6. ソースを加えたら、焦がさないように手早くいため合わせる。
このレシピをつくった人
佐竹 右季子さん
大阪市内でプロのためのお好み焼き塾「若竹学園」を主宰。学園の門下生は7000人を超え、全国で活躍している。
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