ブランマンジェ
フランス語で「白い食べ物」を意味するブランマンジェ。アーモンドの風味もよく、初夏にぴったりのデザートです。
写真: 野口 健志
*全量/ソースなしの場合のエネルギー。
*ブランマンジェを冷やす時間は除く。
材料
(つくりやすい分量/4~5人分できる)
- ・牛乳 350ml
- ・グラニュー糖 70g
- ・アーモンドパウダー 40g
- ・板ゼラチン 5g
- *または粉ゼラチン。
- ・生クリーム 150ml
- *乳脂肪分35%以上のもの。
- ・ソース 適量
- *好みのもの。
- ・ミント (生) 少々
- *あれば。
- 【レモンソース】*4人分/40kcal。
- ・レモン汁 大さじ1+1/2~2
- ・バニラアイスクリーム (市販) 60g
- ・牛乳 60~80ml
- 【抹茶ソース】*4人分/40kcal。
- ・抹茶 小さじ1
- ・バニラアイスクリーム (市販) 60g
- ・牛乳 60~80ml
- 【桃ソース】*4人分/100kcal。
- ・白桃 (缶詰/二つ割り) 4コ
- ・バニラアイスクリーム (市販) 100g
- ・レモン汁 小さじ1
- ・牛乳 60~80ml
つくり方
鍋に牛乳、グラニュー糖、アーモンドパウダーを入れる。中火にかけて混ぜながら温め、鍋の縁に泡が立ってくる程度に沸かす。
焦がしたり、牛乳の独特の香りをたたせないように、沸かしすぎないのがポイント。
火から下ろしてすぐにふたをする。そのまま約10分間おき、牛乳にアーモンドの香りを移す。
板ゼラチンを多めの氷水につけて戻す。約1分間おき、柔らかくなったら取り出して、水けを絞る。
万能こし器に清潔なふきんを広げ、2を注いでこす。目詰まりしないように、ゴムべらで静かに混ぜながらこすとよい。こし終わったら、中身が出ないようにふきんを折りたたみ、左右をねじり上げてしっかりとアーモンドの風味をこして絞る。
4が温かいうちに3の板ゼラチンを加えて混ぜ、よく溶かす。
5のボウルを氷水に当てて混ぜながら冷やし、ゴムべらの跡がはっきりする程度にとろみがついたら、生クリームを加える。泡立たないように静かに混ぜるとよい。
とろみが生クリームと同じくらいだと分離しにくい。生クリームを加えて泡立ててしまうと表面がきれいにならないので、静かに混ぜてなめらかに仕上げるのがコツ。
グラスなどに等分に流す。冷蔵庫で約2時間冷やして固める。食べるときに、好みのソースをかけ、あればミントをあしらう。
★型に流す場合
プリンやゼリーの型で固める場合は、抜くことを考え、少し堅めに仕上げる。ゼラチンを5.5gにし、つくり方は同じ。抜き出すとき、湯に型をつけてから逆さにして皿に取り出すと、うまく抜き出せる。長時間つけると、ブランマンジェが溶けてしまうので、サッと短時間だけで十分。
ボウルにアイスクリームとレモン汁を入れてよく混ぜ、牛乳を少しずつ加えて混ぜる。またはミキサーなどでかくはんしてもよい。
ボウルにすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせる。ミキサーなどでかくはんしてもよい。
白桃1コは細かく刻む。
ミキサーなどに残りの材料を入れ、よくかくはんする。ボウルに取り出し、10を加えて混ぜる。
【食材メモ】
◆アーモンドパウダー◆
生アーモンドの皮を取り除いて粉末状にしたもの。スーパーや製菓材料店などで入手できる。粉末状なのでアーモンドの風味を牛乳に移しやすい。酸化や湿気に弱いので、残った場合は早めに使い切るとよい。
◆板ゼラチン◆
板状の薄いゼラチン。冷水か氷水につけて戻し、水けを絞って使う。今回のレシピでは代わりに同量の粉ゼラチンを25mlの水でふやかしてもよい。
このレシピをつくった人
島田 まきさん
レストランでフランス料理の修業をし、現在は3人の男の子を育てる日々で生まれる、家庭料理や毎日のお弁当メニューが好評。雑誌やイベントなどで料理を紹介し、好評を博している。
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