えび入り和風ロールキャベツ
キャベツの中に、はんぺんとえびの風味が詰まった一皿。春らしい色合いがきれいです。葉の2枚使いでボリューム感も大満足!
写真: 今清水 隆宏
*1人分
材料
(4人分)
(つくりやすい分量)
- ・キャベツ 8枚
- ・はんぺん 1枚
- ・えび (無頭/殻付き) 10匹
- ・わけぎ 1本
- ・卵 1コ
- 【A】
- ・だし カップ4+1/2
- ・みりん 大さじ4
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・塩 小さじ1
- ・粒マスタード 適量
- ・塩
- ・こしょう 少々
つくり方
鍋にたっぷりの湯を沸かし、キャベツをサッとゆでてざるに上げる。軸の厚いところは薄くそぎ、細かく刻んで水けをきる。
はんぺんは小さくちぎる。えびは殻をむいて背ワタを取り、塩もみして水で洗い、水けをきって細かく刻む。わけぎは小口切りにする。卵は溶いておく。
ボウルに2のはんぺんとえびを入れてしっかり練り、わけぎ、溶き卵、1のキャベツの軸、塩・こしょう各少々を加えてさらによく混ぜる。
手で持って塊になるくらい粘りが出るまで、しっかりと混ぜる。
キャベツの小さめの葉に3の1/4量をのせて包み、さらに大きめの葉で包んで、包み終わりをようじでとめる。残りも同様にする。
キャベツの葉を二重にすると、具がはみ出しにくく、ボリュームもアップ。
鍋に【A】と4を入れて強めの中火にかけて落としぶたをし、沸騰したら弱火にして15分間煮る。
器に盛り、粒マスタードをあしらう。
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このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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