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きょうの料理レシピ

さわらのキャベツ煮

淡泊な中にもうまみが詰まったさわらと、甘くて香り高いキャベツは驚くほどによく合います。

さわらのキャベツ煮

写真: 今清水 隆宏

材料

(つくりやすい分量。余ったら、翌日に卵でとじて食べてもおいしい。)

・キャベツ (小) 1コ(約800g)
・さわら (切り身) 4~6切れ
【A】
・酒 200ml
・水 200ml
・みりん 150ml
・砂糖 大さじ3
・しょうゆ 120ml
・しょうが (せん切り) 2かけ
・木の芽 適量

つくり方

1

さわらは半分に切る。キャベツの半量は一口大にちぎり、残りはせん切りにする(一口大のキャベツは、煮汁に味を出しつつ煮汁の味を含む。せん切りキャベツは、シャキシャキの歯ごたえが楽しい)。

2

鍋に湯を沸かし、1のさわらを入れる。表面が白っぽくなったら(熱湯に通してくせを取る)、冷水にとり、残っているぬめりなどを取って、紙タオルで水けをふき取る。

3

別の鍋に【A】を入れて中火で煮立て、沸騰したらしょうが、1のちぎったキャベツを入れて軽く煮る。

4

キャベツがしんなりしたら、2のさわらを加えて2~3分間煮、さわらに火を通す。

5

さわらに火が通ったら、1のせん切りのキャベツを加えて、煮汁をかけながらキャベツに軽く火を通す。

6

器に盛って煮汁をはり、木の芽をあしらう。

きょうの料理レシピ
2009/04/01 旬でお手ごろ!春キャベツを食べつくす

このレシピをつくった人

斉藤 辰夫

斉藤 辰夫さん

大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。

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