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きょうの料理レシピ

中国風おこわ

具だくさんのおこわも、途中でかき混ぜれば、米に味が均等に入り、むらがなく上手にでき上がります。

中国風おこわ

写真: 友田 富造

エネルギー /340 kcal

*1人分

調理時間 /50分

*もち米、うるち米を浸水する時間、干しえび、干ししいたけを戻す時間、グリンピースを解凍する時間は除く。

材料

(4人分)

・うるち米 1/2合(90ml)
・もち米 1合(180ml)
・干しえび 10匹
・干ししいたけ (軸を除く) 2枚
・ベーコン 50g
・ゆでたけのこ 50g
【A】
・しょうゆ 大さじ1
・酒 小さじ1/3
・塩 小さじ1/3
・こしょう 少々
・ごま油 少々
・スープ カップ1/2
*顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに湯で溶く。
・干しえびの戻し汁 カップ1/2
・干ししいたけの戻し汁 カップ1/2弱
・にんにく (みじん切り) 大さじ1/2
・しょうが (皮付き/みじん切り) 大さじ1/2
【あん】*2人分のおこわに対する分量
・スープ カップ1
*顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに湯で溶く。
【B】
・塩 小さじ1/2弱
・しょうゆ 小さじ1/2弱
・酒 小さじ1/2
・こしょう 少々
・ごま油 少々
・ジャンボピーマン (赤) 20g
・にんじん 20g
・グリンピース (冷凍) 20g
*解凍しておく。
・水溶きかたくり粉 大さじ1
*かたくり粉と水を1:1で合わせたもの。
・砂糖 少々
・サラダ油 大さじ1~2

つくり方

1

うるち米は1時間、もち米は冷蔵庫で一晩、たっぷりの水に浸水させる。干しえびと干ししいたけは、それぞれカップ1/2の水に浸し、冷蔵庫で一晩戻す。

! ポイント

もち米とうるち米は十分に浸水させておく。
干しえびと干ししいたけは、ゆっくり時間をかけて戻してうまみを引き出す。

2

ベーコン、ゆでたけのこ、しいたけは5mm角に切る。【A】は混ぜ合わせて、7対3の割合で2つに分けておく。

! ポイント

いためるときと蒸すときの、2回に分けて味を入れていく。

3

【あん】の準備をしておく。ジャンボピーマンはヘタと種を取り、にんじんとともに1辺が5mmくらいのひし形に切る。ボウルに砂糖少々と水小さじ1/2を合わせ、にんじんを入れる。ラップをかけて電子レンジ(600W)に1分間かけて、にんじんの甘みを引き出す。

4

フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを中火で炒める。香りがたったらしょうがを加えてサッと炒め、2のベーコン、1の干しえびを順に加えてさらに炒める。

5

ベーコンの脂が出てきたら、2種の米を加える。さらに、たけのこ、しいたけ、2の多いほうの合わせ調味料を加え、混ぜ合わせる。

! ポイント

米を具といっしょにあらかじめ油で炒めておくと、香ばしく蒸し上がる。米全体に調味料が混ざればOK。

6

ステンレスのボウルに5を入れる。深鍋にさらしふきんを敷き、ボウルを入れて2~3cmの深さに熱湯を注ぐ。ふたをして中火で約15分間蒸す。

! ポイント

ガラスのボウルでは割れるおそれがあるので、ステンレスのボウルを使うとよい。

7

2の残りの合わせ調味料を加えてかき混ぜ、さらに15分間蒸す。

! ポイント

途中で調味料を追加してかき混ぜることで、むらなくおいしく蒸し上がる。ボウルを出し入れするときは、やけどしないようオーブンミトンなどを使う。または、さらしふきんの長いものがあれば、ボウルを包むようにふきんごと鍋に入れ、はみ出した部分はふたにのせ、水をかけて、はり付かせて蒸すとよい。

8

蒸している間に【あん】を仕上げる。鍋にスープと【B】、3、グリンピースを入れ、煮立ったら水溶きかたくり粉を加えて火を止める。

9

器に蒸し上がった中国風おこわを盛り、8のあんを注ぐ。

! ポイント

あんはおこわに直接かけるのではなく、周囲に注ぐようにして、おこわと混ぜながら食べるとよい。

◆このレシピを使ったおすすめの料理はこちら◆
おこわの包み揚げ

きょうの料理レシピ
2009/09/10 ゆっくりがおいしい!

このレシピをつくった人

程 一彦

程 一彦さん

(1937~2019)大阪梅田の台湾料理店店主。日本人の父と台湾出身の母の間に生まれる。貿易商を経て、台湾、香港での料理修行後、家業を継ぐ。現在は料理教室をしながら、関西のマスコミを中心に、テレビ、ラジオ、雑誌などで大活躍。

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