もっちり水ギョーザ
手づくりの皮のモチモチ、ツルリンとした食感がたまらない水ギョーザです。
写真: 白根 正治
*1コ分
*あんを冷やす時間、皮をねかせる時間は除く。
材料
(約80コ分)
- 【あん】
- ・豚ひき肉 500g
- ・ラード 50g
- ・しょうが (すりおろす) 30g
- ・ねぎ (みじん切り) 100g
- ・にら (細かく刻む) 150g
- 【A】
- ・板ゼラチン 10g
- *または粉ゼラチン。
- ・熱湯 カップ1
- 【B】
- ・砂糖 30g
- ・こしょう 少々
- ・しょうゆ 60g
- ・酒 50g
- ・ごま油 30g
- 【ギョーザの皮】
- 【C】
- ・白玉粉 150g
- ・水 カップ3/4
- 【D】
- ・強力粉 300g
- ・薄力粉 200g
- ・水 約250ml
- ・ラード 10g
- *皮用。
- 【たれ、薬味】
- 【ギョーザのたれ】
- ・トーバンジャン 5g
- ・砂糖 大さじ1+2/3
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・米酢 大さじ1+2/3
- ・ごま油 小さじ1
- ・ラーユ 適量
- ・ホワジャオフェン 適量
- *中国の香辛料。なければ粉ざんしょうでも。
- ・にんにく (すりおろす) 適量
- ・しょうが (すりおろす) 適量
- ・強力粉(打ち粉用)
下ごしらえ・準備
ギョーザのたれ
1 ボウルに豆板醤、砂糖を入れて泡立て器で混ぜ、しょうゆを加えてさらに混ぜる。残りの調味料を加える。
! ポイント
すぐ使えるが、保存容器に入れて1週間くらいねかせると、コクが増す。
つくり方
【A】の熱湯に板ゼラチンをつけて溶かし、冷ます。溶けにくいときは湯せんにかけるとよい。
ボウルにひき肉を入れてよく練り、ラードも加えて、練って粘りを出す。まず【B】のごま油以外の調味料を順に混ぜる。1を3回に分けて加えながら練り、ごま油、しょうが、ねぎ、にらを加えて、全体をよく混ぜる。ラップをし、冷蔵庫で1時間以上ねかせる。
ゼラチン入りの水を加えてジューシーに。水の代わりにスープを加えると、さらにおいしい。
調味料などを加えてから、野菜を加えて混ぜる。全体にしっかり混ざればOK。
ボウルに【C】を入れて混ぜ、ひとまとまりになるまでこねる。
別のボウルに【D】を入れて混ぜ、ひとまとまりになるまでこねる。3の生地を加えて全体をこね合わせ、台に取り出す。体重をかけながら前後にこね、さらに三つ折りにしてこねる。生地がなめらかになったらこね上がり。ボウルにラードをぬり、生地を入れて上下を返し、ラードを全体にぬる。清潔なふきんをかけ、さらにラップをして室温に約1時間おく。
白玉粉の生地を加えて混ぜる。白玉粉は粒が残らないよう塊はつぶしておくこと。よくこねて全体にひとまとまりにする。
生地がくっつくようなら打ち粉をふり、手のひらの付け根で押すように前後にこね、さらに三つ折りしてこねる、を繰り返してなめらかな生地に。
上はこね上がったところ。ラードをぬって乾燥しないようにする。1時間ねかすと、下のように、ツルンとさらになめらかな生地になる。
4の生地を打ち粉適量をふった台に取り出して軽くこね、4等分にして丸める。1つを棒状にのばし、約20等分にちぎる。打ち粉をふって、手のひらで押しつぶし、生地を回しながらめん棒で直径約6cmの円形にのばす。これを繰り返して、約80枚の皮をつくる。乾きやすいので、作業している生地以外は、乾いた清潔なふきんをかぶせておく。
約20等分にする。多少不ぞろいでも大丈夫。乾燥しないように手早く行えば、あとで生地を足すこともできる。
手のひらで上から押しつぶして平たくする。あとでのばすので、全体が丸く平たくなっていればよい。
一定のリズムで生地を手前に回しながら、小ぶりのめん棒を前後に動かしてのばすとうまくいく。
2のあんを取り出し、5の皮に約大さじ1をのせて包む。これを繰り返して全部包む。
へらやバターナイフなどであんを皮の中心にのせて包み、縁を指でギュッと押して閉じる。水などをぬらなくても、これだけでしっかり閉じる。
大きめの鍋に湯を沸かし、6を入れてゆでる。底につかないようにしながら、時々湯をすくって上からかけ、対流させる。沸騰したら水適量を加える(差し水)。これを3回繰り返し、水ギョーザがふくらんで浮き上がってきたら、すくって湯をきり、皿に盛る。【たれと薬味】を添える。
ゆでるときにあまり混ぜると、皮を傷つけてしまうことがあるので×。ふくらんで、皮がプリッとすればゆで上がり。
【保存】
つくりかた⑥で包み上がったものを冷凍用のポリ袋に入れて冷凍すると約2週間もつ。
●白玉粉
もち米を原料とする粉。皮に加えると、全体にこねやすく、しかもモチモチ、ツルリンとした食感の皮に仕上がる。
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