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きょうの料理レシピ

いちごのタルト

スポンジで生地を作る簡単タルトです。手作りジャムを塗っていちごを並べれば完成です。

いちごのタルト

写真: 松島 均

エネルギー /1170 kcal
調理時間 /60 分

*スポンジを冷ます時間、とろとろいちごジャムをつくる時間は除く

材料

(直径18cmのタルト型1台分)

【スポンジ生地】
・バター 80g
・砂糖 80g
・卵 (中) 80g(1+1/2コ強)
・薄力粉 80g
・ベーキングパウダー 小さじ1/3
【フィリング】
・いちご 10コ
・とろとろいちごジャム 大さじ5
*つくり方は「とろとろいちごジャム」参照。市販のいちごソースや、いちごジャムを湯でゆるめたものでもよい
・生クリーム 50ml
・砂糖 大さじ1/2
・ミントの葉 適宜
*あれば
・粉砂糖 適宜
・バター
・強力粉

下ごしらえ・準備

1 バターと卵を十分に常温に戻しておく(バターは押すと指がスッと入るくらいになればよい)。
タルト型にはバターをしっかりぬり、底にはオーブン用の紙をはって、側面には強力粉をはたく。

2 薄力粉とベーキングパウダーは一緒にふるっておく。
オーブンは180℃に温めておく。

つくり方

【スポンジ生地】を焼く
1

バターをボウルに入れ、空気を混ぜ込むように、木べらで練る。バターが軽くなって、木べらに抵抗を感じなくなるまで混ぜる。

2

砂糖を3回くらいに分けて入れ、よくすり混ぜる。

3

溶きほぐした卵を少しずつ、8回ぐらいに分けて入れ、木べらで混ぜていく。卵を入れてすぐは、生地が卵でツルツルすべるが、ていねいに混ぜ込んでいく。

4

いっしょにふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを2回に分けて、ふるい入れる。ゴムべらでサックリと切るようにして混ぜ、粉が消えて、まとまりがでてくればOK。

5

型に4方向から生地をのせ、スパチュラ(なければゴムべら)でならす。型と生地に透き間があかないように、ていねいに。焼くとふくらむので、中央はなだらかにくぼませるようにする。

6

180℃のオーブンで25分間ほど焼く。焼き上がったらオーブンから取り出し、荒熱が取れたら、型からはずす。

スポンジをタルト台に成形する
7

外側から8mmほどのところで、スポンジの高さの半分までナイフを刺し、そのまま、一周させて切り目を入れる。

8

7と同じ深さまでナイフを刺しながら、7の切り目の内側を6等分するように切り目を入れる。

9

8の切り目があるところの側面のうち、スポンジの半分の高さのあたりにナイフを入れる。9cmほど刃先を入れたら、1切れ分を水平に動かす。6等分したうちの一つの角がはずれるので、そこからナイフを入れ、切り離していく。

10

一つがはずれたら、あとは横からナイフを入れて一枚ずつ、メモ ていねいに切り離していく。

! ポイント

切り離した6枚のスポンジには好みのフルーツや生クリームをのせたりして、小さなタルトにしてもよい。

仕上げ
11

とろとろいちごジャムの液体部分をタルトの底にぬる。

12

砂糖といっしょに泡立てた生クリームを敷き詰める。ゆるいと、上にのせるジャムと溶け合ってしまうので、生クリームは九分立てに。

13

いちごは洗い、ヘタを取って縦に4等分にする。とろとろいちごジャムの実は取り出して半分に切る。実を戻したジャムといちごを合わせ、生クリームの上に外側から円を描くように盛る。縁に粉砂糖をふるいかけ、あれば最後にミントの葉を飾る。

! ポイント

食べるときには、バルサミコ酢少々をふってもおいしい。

きょうの料理レシピ
2002/04/25

このレシピをつくった人

大森 由紀子

大森 由紀子さん

フランス各地を取材し、お菓子や料理を通してフランスの文化や歴史を、多くの雑誌で紹介している。東京都内で料理教室主宰。フランスの伝統菓子を広める会「ガレット・デ・ロワクラブ」の理事でもある。

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