きょうの料理レシピ
栗おこわ
生のくりではなく、くりの甘露煮を使い、おこわをほんのりと甘く仕上げ、くりの風味を際立たせます。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/480 kcal
*1人分
調理時間
/50分
*もち米を浸し水につけておく時間は除く。
材料
(4人分)
つくり方
1
もち米は水で洗い、水けをきってボウルに入れる。【浸し水】の材料を加えて、半日から一晩おく。
! ポイント
気温が高い時期は、冷蔵庫に入れて半日から一晩おく。
2
1をざるにあけて水けをきり、汁を捨てる。水でぬらして堅く絞った蒸しぶきんを和せいろに敷き、もち米をのせて、すり鉢状に中央をくぼませる。水適量を入れて沸かした鍋に和せいろをのせ、ふきんをもち米にかぶせてふたをし、強火にかける。
3
10分間たったらふたを取り、【手水】の材料を混ぜ合わせて手のひらですくい(手水の分量は、赤飯の手順9を参照。)全体にふりかける。
4
はしで天地を返すように全体をかき混ぜ、中央をくぼませてふたをし、10分間蒸す。この作業を10分ごとに3~4回繰り返しながら、全体で40~50分間強火で蒸す。蒸し上がる5分間ほど前に、もち米につやが出て、はしにくっつくようになったら、くりの甘露煮の汁けをきって加え、はしで天地を返すようにして混ぜる。
5
4を盤台にあけてはしで混ぜ、粗熱を取って器によそい、ごま塩をふる。
全体備考
★器・近茶文庫
きょうの料理レシピ
2007/10/11
にっぽんのご飯もの
このレシピをつくった人
柳原 一成さん
(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。
つくったコメント