レモン麹
レモンの爽やかな香りとコクのあるうまみを併せ持つ、麹調味料。ちょっと加えるだけで、いつもの料理が華やかに。
写真: 新居 明子
*全量
*全量
*常温におく時間は除く。
材料
(つくりやすい分量(でき上がり量は約410ml))
- ・レモン 2コ(200g)
- 【A】
- ・水 90ml
- ・米麹 (乾/常温に戻しておく。) 70g
- *全体備考参照
- ・塩 (あれば粗塩) 50g
- *粗塩のほうがまろやかに仕上がる。
つくり方
レモンはよく洗い、皮ごと一口大に切って種を除く。
フードプロセッサーに入れ、みじん切り程度になるまでかくはんする。【A】を加え、さらにかくはんして混ぜ合わせる。
混ざればよいので、米麹は粒を砕く必要はない。また、フードプロセッサーがなければ、包丁でレモンをみじん切りにして【A】を混ぜ合わせてもよい。
清潔な保存瓶に入れてふたをし、常温で直射日光の当たらない場所に1週間ほどおく。
食べてみてうまみを感じたらでき上がり。冷蔵庫に移して調理に活用する。
常温におく間、1日1回、清潔なスプーンで全体をかき混ぜる。
混ぜることで全体がなじみ、発酵が均一になる。
●保存
冷蔵庫で約1か月間
◆活用方法◆
肉、魚介の下味やパスタ、炒め物の味つけに。サラダのトッピングやカレーの付け合わせに。
◆米麹の種類
乾燥麹と生麹があり、ここでは乾燥麹を使用。乾燥麹はバラと塊があり、塊はもんで細かくして使う。乾燥麹のかわりに生麹を使う場合は、レモン麹の米麹70gに対して水を50mlに、塩を45gに変更する。
◆パサつく場合は
レモンの水分量には個体差があり、レシピどおりでは水分が足りない場合も。フードプロセッサーで混ぜ合わせたあとに乾いてパサつく場合は、12%の塩を混ぜた水(水50mlにつき塩6g)を、様子を見ながら少しずつ加えて、なめらかになるまで混ぜる。
◆夏場は避ける
麹調味料は常温に1週間ほどおいて発酵させる。気温が高い夏場は傷みやすいので避けること。人が快適に過ごせる気候の季節(冬、春、秋)がベスト。
◆このレシピを使ったおすすめの料理はこちら◆
レモン麹のから揚げ
このレシピをつくった人
榎本 美沙さん
会社員勤務を経て調理師学校を卒業し、料理研究家として独立。
発酵マイスターの資格をもち、発酵食品や旬の野菜を使ったレシピが好評。YouTubeやinstagramも人気。
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