冷やし煮干しうどん
煮干し味のしょうゆだれに、さらに煮干しだしを加えて、濃厚なつけつゆに。
写真: 野口 健志
*1人分(つけつゆは2/3量を計算)
*1人分(つけつゆは2/3量を計算)
*煮干しだしを冷ます時間は除く。
材料
(2人分)
- ・うどん (乾) 2ワ(200g)
- 【A】
- ・煮干し (だし用) 70g
- ・水 カップ3
- 【しょうゆだれ】*つくりやすい分量/つけつゆのもとになるたれ。
- ・しょうゆ カップ1/2
- ・砂糖 大さじ1/2
- ・煮干し (だし用) 5g
- ・たまねぎ (みじん切り) 40g
- ・細ねぎ (小口切り) 2本分
- ・ゆで卵 (半分に切る) 2コ分
- ・ラード 小さじ2
- *あれば。
つくり方
鍋に【A】を入れて中火にかけ、沸騰したら弱めの中火にし、ふたをして5分間ほど煮る。火を止めてそのまま冷まし、ハンドブレンダーでかくはんする。なめらかになったら紙タオルを敷いたざるでこし、ギュッと絞ってだしを鍋に戻す。
こして紙タオルに残った粉状の煮干しも、ギュッと絞って余さずだしをとる。さらにそのかすも捨てずにとっておき、ふりかけ(全体備考参照)に利用。
小さめの鍋に【しょうゆだれ】の材料を入れ、ふたをして中火にかける。沸騰したら弱めの中火にし、3分間ほど煮て火を止める。
別の鍋に湯を沸かし、うどんを袋の表示どおりにゆでて湯をきる。流水でよく洗って冷やし、しっかりと水けをきる。器に盛り、たまねぎ、細ねぎ、ゆで卵をのせる。
2の煮干しを除き、丼2つに大さじ1~1+1/3ずつ入れて、ラードを小さじ1ずつ加える。1のだしを中火で温め、カップ1ずつ加えて混ぜる。3に添え、うどんと具をつけながら食べる。
●「しょうゆだれ」の保存
余ったら冷蔵庫で保存し、豆腐にかけたりドレッシングなどをつくるときに加えて早めに使いきる。
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絞ったあとの煮干しでもう一品
◆いわしのふりかけ◆
材料(つくりやすい分量)とつくり方
1. 「冷やし煮干しうどん」のつくり方1で絞ったあとの煮干し全量を鍋に入れて中火にかけ、耐熱のへらで混ぜながらいる(焦げそうなら弱めの中火にする)。
2. 水分がとんでフワッとしてきたら、しょうゆ大さじ1、酒・みりん各大さじ1/2を加え、鍋底をこそげながらいる。全体がなじんで乾いてきたら火を止める。
◎エネルギー/220kcal(全量) ◎塩分/3.2g(全量) ◎10分
●いわしのふりかけの保存
清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で4〜5日間。
このレシピをつくった人
栗原 心平さん
幼い頃から得意だった料理の腕を活かし、料理家としてテレビや雑誌など様々な媒体で活躍中。仕事で訪れる全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ごはんのおかずやおつまみにもなるレシピを提案している。
公式YouTubeチャンネルや小中学生を対象としたオンライン料理教室を運営。「栗原家のごはん」シリーズ他著書多数。
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