志麻さんのミートソース
ガツンとした肉感とうまみたっぷりの濃厚な味わいは、手をかけてつくるからこそ。家族みんなが大好きな味です。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*1人分
材料
(3~4人分)
- ・合いびき肉 500~600g
- ・たまねぎ 1コ(200g)
- ・にんじん 1/2本(100g)
- ・セロリ 1/2本(50g)
- ・にんにく (みじん切り) 1~2かけ分
- ・赤ワイン カップ1
- *または水。
- ・トマトの水煮 (缶詰/カットタイプ) 2缶(800g)
- ・固形スープの素(もと) (洋風) 1コ
- ・好みのハーブ 適量
- *ここではタイム1枝、ローリエ1枚、セロリの葉適量を使用。
- ・オリーブ油
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
- ・トマトケチャップ
つくり方
たまねぎ、にんじん、セロリはみじん切りにする。
鍋にオリーブ油大さじ1、1、にんにく、塩1つまみを入れて弱火にかける。時々木べらで混ぜながら、約10分間かけてじっくりと炒める。
しんなりとするまで野菜だけでじっくりと炒め、甘みとうまみを引き出す。
ひき肉は塩小さじ1(肉の重量の約1%が目安)、黒こしょう適量をふる。フライパンにオリーブ油大さじ1を強めの中火で熱し、ひき肉を入れ、ほぐさずに焼きつける。こんがりと焼き色がついたら上下を返し、両面に焼き色をつける(脂が多ければ拭き取る)。
ひき肉はハンバーグのように塊のまま焼きつけると、外側はカリッと香ばしく、内側はフワッと柔らかくなる。
木べらでザックリとほぐし、2の鍋に加える。あいたフライパンが熱いうちに赤ワインを入れ、木べらで混ぜてフライパンに残った肉のうまみをこそげてから鍋に加える。鍋を強めの中火にかけて煮詰め、煮汁がヒタヒタより少なくなったらトマトの水煮、水カップ1を加える。沸騰したらアクを除いてスープの素、ハーブを加え、ふたをして弱火で約1時間煮る。
ひき肉を焼いたあとのフライパンに赤ワインを入れ、うまみを余さずこそげてから鍋に移す。
トマトの水煮を加える前に、よく煮詰めてワインのくさみをとばす。
煮汁が多ければ、ふたを外してヒタヒタくらいになるまで煮詰める。味をみて、好みでトマトケチャップ・塩・黒こしょう各適宜で調える。
●保存
冷蔵庫で4~5日間、冷凍庫で約1か月間。
◆時間がない日のつくり方◆
1.フライパンで野菜を弱火で炒める。
2.ひき肉を1に加えて強めの中火で炒める。
3.ひき肉の色が変わったら赤ワイン、トマトの水煮、水、固形スープの素(洋風)、ハーブを加える。
4.ふたはせず、水分をとばしながら約30分間煮る。
5.味をみてトマトケチャップなどで調える。
このレシピをつくった人
タサン 志麻さん
「予約のとれない伝説の家政婦」として話題を呼び、各種メディアに出演。家庭に寄り添った、つくりやすいレシピが人気を呼んでいる。
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