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きょうの料理レシピ

青梅のカリカリ漬け

韓国では定番の梅の保存食。青梅の豊かな風味を生かして、あえて甘さは控えめに。カリカリの食感がたまりません。

青梅のカリカリ漬け

写真: 木村 拓(東京料理写真)

材料

(つくりやすい分量)

・青梅 1kg
*青々として傷の少ないもの。
・きび糖 500~600g
・ラム酒 (ホワイト) 50ml
*ホワイトリカーでもよい。
・粗塩 50g

つくり方

1

梅は洗ってたっぷりの水に1~2時間浸水させる。

2

ざるに上げて水けをきり、丁寧に水けを拭き取る。竹串でなり口のヘタを取り除き、包丁で縦6等分のくし形にそぎ取る。

! ポイント

残った種は「梅酢」や「梅しょうゆ」に!

3

ボウルに入れ、ラム酒を加えて揺すってなじませる。さらに粗塩をふって手で全体になじませ、粗塩が溶けるまで1時間ほどおく。

4

汁けが出てきたら、きび糖を加えてスプーンなどでよく混ぜる。時々混ぜながら、きび糖が溶けるまでおく。

5

汁けごと保存瓶に入れ、2~3日間室温におき、1日1回瓶を揺すってなじませる。梅の色が変わり、梅が浸るくらいまでシロップが上がってきたら冷蔵庫に移す。1か月後から食べられる。

! ポイント

実は「梅干し」と同様に土用干しして、シロップと分けて保存しても。より歯ざわりのよさが増す。シロップは調味料として利用できる。

全体備考

●用意するもの
・保存瓶(容量2リットル)
食品用アルコールをしみ込ませた布巾で拭くなどして消毒する。

●保存
冷蔵庫で1年間。

きょうの料理レシピ
2022/06/06 はじめての手仕事 李映林とコウ静子 母と娘の梅仕事

このレシピをつくった人

李 映林

李 映林さん

韓国済州島出身。韓国の食文化である「医食同源」「五味五色の調和」という考え方に基づいて、心と身体を豊かにする料理を提案している。娘のコウ静子、息子のコウケンテツともに料理家として活躍している料理家ファミリー。

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