あさりのリゾット
米ともち麦を合わせて使うと、プチッとして楽しい歯ざわりに。あさりの蒸し汁も、余さず吸わせて味わいます。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
*米ともち麦をざるに上げる時間、炊く時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・米 60g
- ・もち麦 60g
- *もち麦がなければ、米でもよい。
- ・たまねぎ (みじん切り) 15g
- 【A】
- ・チキンスープ (冷ましたもの) 65ml
- *顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)<洋風>を表示の倍量の湯で溶いたものでよい。
- ・水 65ml
- 【あさりの酒蒸し】
- ・あさり (殻付き/砂抜きしたもの) 300g
- *全体備考参照。
- ・白ワイン カップ1/4
- ・水 カップ1/4
- ・生しいたけ 2枚(40g)
- 【B】
- ・あさりの蒸し汁 (こしたもの) 全量
- ・チキンスープ カップ1/2
- *顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)<洋風>を表示の倍量の湯で溶いたものでよい。
- 【C】
- ・バター 20g
- ・パルメザンチーズ 20g
- ・クレソン 適宜
- ・バター
- ・塩
つくり方
米、もち麦は合わせて洗い、15分間ほどざるに上げて水けをきる。
鍋にバター15gを中火で溶かし、たまねぎを炒める。透き通ったら1を加え、塩1g(1つまみ)をふって炒める。米が十分に温まったら炊飯器の内釜に移し、【A】を加え、普通に炊く。
炒めた米ともち麦を炊飯器で炊いておけば、あとは食べるタイミングに合わせて仕上げられる。好みでもち麦の割合を減らしても、米だけでつくっても。
あさりは殻をこすり合わせて洗う。鍋に入れて白ワインと水を加え、ふたをして強火にかける。
こまめに鍋のふたを開け、貝が開いたものからバットに取り出す。乾かないようにラップをし、粗熱を取る。蒸し汁はボウルに移す。
あさりの身を殻やスプーンで取り出し、4の蒸し汁の中でゆすぐ。別のボウルに入れて不織布タイプの紙タオルをかぶせ、蒸し汁をこしながらかける。
砂や細かい殻が残っていると口当たりが悪くなるので、可能な限り取り除く。
しいたけは石づきを除き、大きければ半割りにして、薄切りにする。鍋にバター10gを中火で溶かしてしいたけを加え、塩少々をふって炒める。【B】を加え、煮立ったら2を加えて煮る。
汁けが少なくなったら、【C】と5のあさりを加えて混ぜる。器に盛り、好みでクレソンを添える。
あさりは最後に加え、サッと火を通す。
◆あさりの砂抜き◆
砂が落ちるように網を敷いたバットにあさりを広げ、海水程度の塩水(塩分濃度約3%)をヒタヒタに注いで暗い場所に一晩おく。
このレシピをつくった人
樋口 宏江さん
三重県で生まれ育ち、伊勢志摩にある老舗ホテルの総料理長を務める。2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットのディナーを担当した。
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