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きょうの料理レシピ

豚バラと大根の甘辛煮

下ごしらえをしてコトコト火にかけるほったらかし煮物を伝授します。大根と一緒にじっくり煮込んだ豚バラは、トロトロの柔らかさに。シンプルだけれど力強い極上の一品です。

豚バラと大根の甘辛煮

写真: 内藤 貞保

エネルギー /450 kcal

*1人分

塩分/2.9 g

*1人分

調理時間 /100分

材料

(2人分)

・豚バラ肉 (塊) 200g
・大根 300g
・春菊 1/4ワ(40g)
【A】
・水 カップ1+3/4
・酒 カップ3/4
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 小さじ1
・練りがらし 少々
・白髪ねぎ 適宜
*4~5cm長さのねぎに縦に切り目を入れて芯を除き、せん切りにして水に放し、水けをきったもの。
・しょうゆ 少々
・みりん 少々

つくり方

豚バラ肉を焼きつける
1

豚肉は5cm角に切る。大根は大きめの乱切りにし、できれば面取りをする。厚手の鍋を強火にかけ、豚肉を入れて上下を返しながら全面を焼きつける。豚肉から出た脂は紙タオルで拭き取る。

! ポイント

豚バラは焼きつけてうまみを閉じ込める。脂を拭いてから煮込むと雑味が残らない。

ふたをして煮る
2

大根、【A】を加え、沸騰したら弱火にする。ふたをして1時間20~30分間煮込む。

! ポイント

具材を入れたら、あとはふたをするだけ。
ここからほったらかし!

春菊を加える
3

味をみて好みでしょうゆ・みりんで調える。春菊は軸のほうから鍋の端に加えてサッと火を通し、ザク切りにする。器に盛り、練りがらしと、あれば白髪ねぎを添える。

! ポイント

春菊はすぐに火が通るので、最後に加えて彩りを残す。

全体備考

◆ほったらかしでもおいしい極意3か条◆

1.下ごしらえは丁寧に!
丁寧な下ごしらえで、味のからみやしみ込みが段違いに。焼きつけたり、切り目を入れたり、ひと手間で仕上がりが劇的によくなる。

2.煮ている間は動かさない!
材料を仕込んで火にかけたら、あとはほったらかすだけ。煮くずれを防ぐためにも、よけいな手は加えず、じっくり煮込む。

3.煮汁の味は最後に調える!
食材に含まれる水分や煮込み時間などにより、煮汁の味はつくるたびに変化する。うすめの味つけにしておき、完成直前に自分好みの味に調える。

きょうの料理レシピ
2020/12/01 手間いらずのあったか煮物「コトコトおいしい!ほったらかし煮物」

このレシピをつくった人

上野 直哉

上野 直哉さん

大阪、京都の有名店で研さんを積み、神戸の閑静な住宅街に店を構える。地元の生産者や街の人々との親交を深めながら、新しいスタイルの和食を追求している。

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