きょうの料理レシピ
ちくわと麩の卵とじ
「肉も魚もない!」なんて、慌てなくても大丈夫。甘辛く煮て卵でとじれば、練り物や焼き麩(ふ)で十分満足できます。煮汁多めの仕上がりなので、白いご飯にかけるのもおすすめ。
写真: 野口 健志
エネルギー
/190 kcal
*1人分/汁は全量を計算
塩分/3.2 g
*1人分/汁は全量を計算
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・ちくわ (大) 1本(90g)
- ・焼き麩 20コ(15g)
- ・水菜 50g
- ・卵 2コ
- 【A】
- ・だし カップ3/4
- ・しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・砂糖 大さじ1/2
- ・酒 大さじ1/2
つくり方
1
焼き麩は5分間ほど水につけて戻し、水けを軽く絞る。ちくわは1cm幅に切る。水菜は3cm長さに切り、軸と葉に分ける。卵はボウルに割りほぐしておく。
2
フライパンに【A】とちくわを入れて中火にかけ、ふたをして3分間ほど煮る。戻した麩、水菜の軸、水菜の葉の順に加え、2分間ほど煮る。
! ポイント
ちくわなどの練り物や麩は、すぐ煮えて味もしみやすい。焼き麩は水で戻して加えると、しみ具合も程よく、ふっくらと煮える。
3
2に溶き卵を回し入れ、1分間ほど煮て半熟状になったら火を止める。ふたをして1分間ほど蒸らし、器に盛る。
全体備考
◆短時間でもおいしい極意3か条◆
1.火の通りやすい材料で!
主材料には、すぐ火の通るひき肉や鶏ささ身、切り身の魚などがおすすめ。根菜は薄く切る、大ぶりの野菜は下ゆでしたり電子レンジにかけるなどの下ごしらえも大事。
2.うまみの出やすい材料で!
煮物のおいしさは、煮汁の味+素材から出る味で決まる。短時間の加熱でもうまみの出やすい漬物や缶詰、ベーコンなどの加工食品も上手に活用。
3.ふたを使って効率アップ!
ふたをして蒸し煮にすると全体に蒸気が回り、火の通りが早くなる。片手鍋やフライパンでつくる場合も、ちょうどよい大きさのふたをセットで用意。
きょうの料理レシピ
2020/11/30
手間いらずのあったか煮物「加熱8分のスピード煮物」
このレシピをつくった人
杵島 直美さん
和洋中問わず、家庭でつくりやすいおかずを提案。母である料理研究家の村上昭子さんから受け継いだ保存食づくりは得意中の得意。簡単にできるアイデア料理も好評。
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