
きょうの料理レシピ
けんちん汁
野菜や豆腐を炒めて素材のうまみを引き出し、じんわりと汁に溶け出させる汁物です。

写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/130 kcal
*1人分
調理時間
/20分
*豆腐の水けをきる時間は除く。
材料
(4人分)
- ・木綿豆腐 1丁
- ・大根 1/5本(180g)
- ・にんじん 1/3本(50g)
- ・生しいたけ 4枚
- ・こんにゃく 1/3枚
- ・絹さや 20枚
- ・しょうが汁 大さじ1
- ・七味とうがらし 少々
- ・ごま油 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・塩 小さじ1+1/2
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
下ごしらえ・準備
木綿豆腐
1 大きくちぎって紙タオルを敷いた耐熱皿にのせ、電子レンジ(500W)に2分間かける。ざるに上げて水けをきる。
大根、にんじん
2 いずれも短冊形に切る。
生しいたけ
3 石づきを切り落とし、薄切りにする。
こんにゃく
4 水から入れて火にかけ、下ゆでする。沸いたらざるに上げ、冷めたら短冊形に切る。
絹さや
5 筋を取り、斜め細切りにする。
つくり方
1
鍋にごま油大さじ2を軽く熱し、下準備した大根、にんじん、こんにゃく、しいたけを加えて、全体がしんなりするまで炒める。
! ポイント
野菜を炒めて、うまみや甘みを引き出す。
2
野菜類を端に寄せ、あいたところに水けをきった豆腐を加える。木べらで軽くくずしながら、さらにいためる。
3
全体をいため合わせ、水カップ4を加えて強火にする。
4
沸騰するとアクが浮いてくるので、こまめに取る。軽く煮立つ程度に火を弱める。
5
酒大さじ2、塩小さじ1+1/2を加え、うす口しょうゆ小さじ2程度で味を調える。しょうゆは香りがとばないように最後に加える。
! ポイント
しょうゆが香りがとばないように最後に加える。
6
絹さやを加えてサッと火を通す。火を止めてしょうが汁を加え、椀に盛って七味とうがらしをふる。
全体備考
【クッキングメモ】
ごぼうを入れても、うまみがよく出ておいしい。
きょうの料理レシピ
2007/01/08
徹底マスター!汁物・スープ
このレシピをつくった人

斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
大根の代わりに里芋を入れ、具材を大きめに切りました。おしょうゆを最後に入れるといいのですね。水や調味量は分量どおり。とてもおいしく体があったまりました。とうふの水はしっかりきるべきでした。
2022-01-03 06:20:09

いろいろな先生のけんちん汁を作っていますが、これもまたひと味違っていて興味深かったです。味付けがとっても優しくて好みだったのですが、ちょっと塩の量が多いみたいです。塩は小さじ1にして、醤油量を増やした方が風味がいいのではないでしょうか。ともあれ、具材一杯で満足感たっぷりの汁物でした。
★★
★★
2013-05-05 02:05:01
他にお探しのレシピはありませんか?
おすすめ企画 PR
NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介




つくったコメント