
きょうの料理レシピ
森のクリスマスケーキ
バタークリームをたっぷり使った“切り株形”のブッシュ・ド・ノエル。軽やかで上品な口当たりです。

写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/4730 kcal
*全量
調理時間
/120分
*ビスキュイを冷ます時間は除く。
材料
(30cm×30cmの天板1枚分)
- 【ビスキュイ】
- ・卵 6コ
- ・砂糖 120g
- ・薄力粉 60g
- ・ブランデー 大さじ1
- 【バタークリーム】
- ・卵 3コ
- *新鮮で殻にひび割れのないものを使う。
- ・砂糖 100g
- ・バター (食塩不使用) 200g
- ・ショートニング 70g
- ・ブランデー 大さじ1
- ・製菓用チョコレート (スイート) 80g
- 【飾り用】
- ・ミルクチョコレート 適量
- ・粉砂糖 適量
- ・メレンゲきのこ 適量
下ごしらえ・準備
天板にロール紙を敷き込む
1 ロール紙を2枚重ね、天板より大きめに切る。四隅に放射状の切り込みを入れ、天板に敷き込む。切り込みを生かして角をつくり、縁に立ち上がりをつくる。
2 オーブンは180℃に温めておく。
3 バタークリーム用のバターは室温に戻し、柔らかくしておく。
4 バタークリーム用チョコレートは湯せんにかけて溶かしておく。
飾り用のチョコレートを削る
5 チョコレートは、削りやすい堅さに室温で戻す。溶けないように手袋をはめて押さえ、セルクル型やナイフで削る。
つくり方
ビスキュイをつくる
1
卵は卵白と卵黄に分け、それぞれボウルに入れる。卵白に砂糖の半量を加え、ハンドミキサーで、つやが出て軽くツノが立つくらいまで泡立てる。堅く泡立てすぎないこと。
2
卵黄に残りの砂糖を入れ、ハンドミキサーの羽根全体を使って、もったりとするまでよく泡立てる。
3
1の卵白の半量を2に加え、ゴムべらを前へ押し出すようにしてサックリと混ぜる。薄力粉をふるい入れ、粉が見えなくなるまで混ぜたら、残りの卵白を加え、軽く混ぜる。
4
ロール紙を敷いた天板の中央に3を流し入れ、カードを使って対角線上に生地を四隅まで広げる。縁のほうを中央より少し盛り上げるようにしながら、カードで表面をならす。180℃のオーブンで18~22分間焼く。
5
焼き上がったら天板ごと裏返して、ロール紙を1枚はがす。再び天板をかぶせて蒸らしながら冷ます。
6
冷めたらロール紙をはがし、ブランデーと水大さじ1を混ぜたものをはけでぬる。ひっくり返し、裏面にも同様にぬる。【ビスキュイ】表面の焼き色は、特にはがさなくてよい。
バタークリームをつくる
7
ボウルに卵と砂糖を入れ、ハンドミキサーの羽根全体を使い、空気を抱かせるようにしっかり泡立てる。
8
別のボウルで、バターとショートニングを全体が白っぽくなるまで練り混ぜる。
9
7とブランデーを加え、ハンドミキサーで泡立てる。全体が白っぽく、ふんわりとしてきたら溶かしたチョコレートを加え、しっかりと混ぜる。
組み立てる
10
【ビスキュイ】の表面に定規などをあて、約4cm幅に切る。
11
表面に【バタークリーム】の半量を均一にぬり広げ、端の1本を巻く。
12
回転台にのせた皿の中央に置き、1本ずつ渦巻き状に巻きつけていく。全部を巻き終えたら、巻き終わりの端を斜めに切り落とす。透き間も埋め、全体をきれいな丸形に整える。
13
残りの【バタークリーム】を中央にのせ、パレットナイフで全体にぬり広げる。側面にフォークを使って筋目をつける。
14
メレンゲきのこなどの飾りをのせる。削ったチョコレートをのせ、粉砂糖を茶こしでふる。
全体備考
【つくり方の手順と上手につくるポイント】
◆ビスキュイをつくる◆
ビスキュイは前日に焼いて冷ましておくとよい。
◆バタークリームをつくる◆
ハンドミキサーで、空気を抱かせるようにして全体がなめらかになるまで泡立てるのが、軽く仕上げるコツ。
◆組み立てる◆
バタークリームがだれてきたら、冷やして少し堅くすると作業しやすい。
きょうの料理レシピ
2007/12/20
わたしの幸せスイーツ
このレシピをつくった人

山本 麗子さん
20代でフランスをはじめヨーロッパ各地で料理とお菓子を食べ歩き、その後は中国やアジア各地で中華料理屋エスニック料理の研究を重ねる。現在は自然豊かな長野県で、料理教室を主宰している。
いつも酢生姜(土生姜+酢のみ)を常備していますが、今季節なので、新生姜で酢生姜を作ろうと思っていたところこのレシピを見つけました。いつもはスライスして酢に漬けるだけ。すると最後に残った酢が水っぽい。このレシピで理由がわかりました。塩した後の水気の多いこと!塩で水気を抜く一手間で素晴らしく美味しくなりました。レシピの半量の生姜で375mlの容器にぴったりでした。酢生姜にしたいので酢はヒタヒタまで。甘酢は好きじゃないのでこのまま食べます。
2017-08-12 09:45:54
上品な桜色の甘酢漬ができました。今回は生姜のスライスに包丁を使いましたが、美味しかったので次回はスライサーで手早く作りたいと思います。それにしても驚くほど簡単に出来てびっくり。先生が番組で、砂糖でなくみりんを煮切って甘酢漬けにするととても上品な甘さになりますとおっしゃっていましたが納得です。
2017-07-02 03:04:11
新生姜の薄切りを塩した水気が多くてビックリです。甘酢漬けの味醂を煮詰めるとき、うちのは酒味醂を使ったからか、小鍋が小さ過ぎたのか、火がつよかったのか噴きこぼれそうになり慌てました。しかも火をつけ直すと炎が入り、、、。美味しくできたので次は気をつけて作ります。
2017-06-08 01:30:03
他にお探しのレシピはありませんか?
今週の人気レシピランキング
NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介




つくったコメント