きょうの料理レシピ
しっとり鶏ロース
表面だけ焼いた鶏肉を熱い煮汁につけるだけで、あとは時間がおいしくしてくれます。しっとり柔らかな鶏ロースです!
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/340 kcal
*1人分
塩分/3.5 g
*1人分
調理時間
/20分
*鶏肉をつけ汁につける時間、トマトに塩をしておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・鶏むね肉 (小) 2枚(400g)
- *または(大)1枚。
- 【つけ汁】
- ・水だし カップ2
- *全体備考参照。
- ・うす口しょうゆ 160ml
- ・みりん 120ml
- ・トマト 1~2コ(200g)
- ・貝割れ菜 適宜
- ・溶きがらし 適宜
- ・塩
- ・こしょう 少々
つくり方
1
鶏肉を冷蔵庫から出し、10分間ほど室温におく。鍋に【つけ汁】の材料を入れて中火にかける。
2
鶏肉に塩・こしょう各少々をふってフライパンに入れ、中火で両面を色づく程度に焼きつける。
3
1の【つけ汁】が沸いたら鶏肉を入れ、ふたをして火を止める。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。
! ポイント
煮汁の余熱で中までゆっくり火が入るので、肉が堅くならない。中まで火が入り、味がしみるまで8時間程度が目安。
4
トマトを1cm角に切り、塩小さじ1/4をふって全体を混ぜる。このまま10分間以上おき、トマトソースをつくる。
! ポイント
1~4までを朝に仕込んでおくとよい。
5
3の鶏肉を薄く切り、器に盛る。4をのせて【つけ汁】適量をかけ、あれば貝割れ菜とからしを添える。
! ポイント
薄く斜めにそぎ切りにすると見た目も口当たりもよい。残った【つけ汁】は煮物などに使うとよい。
全体備考
【水だし】
~いつも冷蔵庫にスタンバイ~
だしは和食の骨格。でも家庭なら気軽な水だしで十分。冷水ポットに削り節・煮干し各5g(だしパックに入れる)、昆布5gを入れて水2リットルを注いで3時間以上おくだけ。煮立てないので、くせのないうまみのあるだしになる。
~保存~
冷蔵庫で3日間保存可能。
きょうの料理レシピ
2019/04/17
大原千鶴のお助けレシピ
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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