きょうの料理レシピ
スモークサーモンの“ますずし”風
富山のおみやげの定番・ますずしを、スモークサーモンを使って、手軽で華やかにつくります。とろろ昆布をはさむことでうまみが出て、食感と香りも楽しめます。ひな祭りなどお祝い事にもおすすめです。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/240 kcal
*1人分
塩分/2.3 g
*1人分
調理時間
/15分
*米を炊く時間、粗熱を取る時間、冷ます時間を除く。
材料
(直径18cmのケーキ型<底が抜けるタイプ>1台分/4~5人分)
- ・スモークサーモン 8枚(100g)
- ・洗い米 360ml(約300g)
- *米を洗ってざるに上げておいたもの。 乾いた状態で280ml(約230g)が目安。
- 【すし酢】
- ・酢 大さじ2+1/3
- ・みりん 大さじ1+2/3
- ・砂糖 大さじ1+1/3
- ・酒 小さじ3/4
- ・塩 小さじ1
- ・昆布 (3cm四方) 1枚
- ・卵 2コ
- ・とろろ昆布 8g
- ・柚子(ゆず)の皮 (せん切り) 10g
- ・いくら 20g
- ・せり (ゆでて食べやすく切る) 少々
- ・塩 少々
- ・サラダ油
つくり方
1
洗い米に米の体積から10%減らした水(約320ml)を加え、炊飯器で普通に炊く。
2
【すし酢】の材料を鍋に合わせ、サッと沸かしてすぐ火を止める。粗熱が取れたら昆布を取り出す。1を盤台またはボウルにあけて、【すし酢】を回しかけ、ザックリと混ぜて冷ます。
3
卵を溶きほぐし、塩を混ぜる。フライパンにサラダ油適量を弱火で熱し、卵を半量~1/3量ずつ流し入れて焼き色がつかないように薄焼き卵を2~3枚焼く。粗熱が取れたら細切りにする(錦糸卵)。
4
ケーキ型の内側に薄くサラダ油を塗り、2のすし飯を詰める。とろろ昆布、柚子の皮、錦糸卵の順に敷き詰める。
! ポイント
とろろ昆布を敷き詰めるとうまみがプラスされ、磯の香りも楽しめる。
5
スモークサーモンを敷き詰め、いくらとせりを散らしてケーキ型から出す。
! ポイント
スモークサーモンを隙間なく敷き詰めることで、“ますずし”風に。いくらとせりで彩りを。
全体備考
【ますずし】
塩漬けにしたますと酢飯を笹で包んだ押しずし。富山県の郷土料理で、駅弁としても人気。
きょうの料理レシピ
2019/02/26
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
萩原 豊さん
関西のホテルや料理店で修業後、出身地である富山市で料理店を営む。富山湾の旬の素材をふんだんに使った料理は、全国にファンをもつ。
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