きょうの料理レシピ
れんこんのすり揚げすまし汁
滋味たっぷりのすり揚げだんごのお吸い物。れんこんは皮ごとすりおろします。精進料理では、おなじみの素材です。
写真: 松島 均
エネルギー
/60 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・れんこん 100g
- ・まいたけ 1/2パック(50g)
- ・ほうれんそう 30g
- ・水 カップ2
- ・だし カップ1
- *昆布巻きの煮物の下ゆで汁。なければ水でもよい
- ・小麦粉
- ・塩
- ・揚げ油
- ・うす口しょうゆ
つくり方
1
れんこんは皮ごとすりおろして軽く水けを絞る。小麦粉大さじ1、塩少々を加えて混ぜる。一口大に取り分け、中温(170℃)の揚げ油で黄金色に揚げて、油をきる。
! ポイント
れんこんは皮ごとすりおろして、こんがりと揚げ、素材の滋味を閉じ込める。れんこんの皮もアクも味のうち。長時間揚げると堅くなり、破裂することもあるので注意する。
2
まいたけは小房に分ける。
3
ほうれんそうは塩少々を入れた湯でサッとゆがき、冷水にとってから水けを絞り、約5cm長さに切る。
4
鍋に分量の水と2を入れて煮立て、だしとうす口しょうゆ大さじ1+1/2、1のれんこんのすり揚げを加えて、ひと煮立ちさせる。
5
4を器に盛り、3を入れる。
◆このレシピをつかったおすすめの精進料理の献立はこちら◆
小豆ご飯
ねぎみそのふろふき大根
きょうの料理レシピ
2004/11/03
京の精進 一汁一菜
このレシピをつくった人
西川 玄房さん
京都の大本山妙心寺・東林院住職。竜安寺に弟子入りし、瑞竜寺にて修行。老師の隠侍(老師の世話をする役)として仕え、精進料理を覚える。1984年に東林院の住職となる。人々に禅寺を開放、宿坊として精進料理を供するほか、精進料理教室も主宰し、禅の教えを説く。また、1月「小豆粥で初春を祝う会」、6月「沙羅の花を愛でる会」、10月「梵燈のあかりに親しむ会」などの諸行事も開かれ、通称「沙羅双樹の寺」と云われる。
つくったコメント