きょうの料理レシピ
納豆汁
京の精進、一汁。納豆は香りと粘りが身上。根気よくすり混ぜて。汁はアツアツにしていただくと、体も温まります。
写真: 松島 均
エネルギー
/150 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(4人分)
- ・納豆 50g
- ・白みそ 150g
- ・木綿豆腐 1/2丁(250g)
- ・だし カップ1
- *昆布巻きの煮物の下ゆで汁。なければ水でもよい。
- ・みつばの軸 適宜
つくり方
1
納豆はみじん切りにして、すり鉢でよくすりつぶす。水カップ1と白みそを少しずつ加えてのばし、裏ごしする。
! ポイント
よくこして粒を残さない。粒が残っているとのどごしが悪い。
2
豆腐は約1cm角に切る。
3
鍋にだしと水カップ1を入れて温め、1と2を加える。
4
煮立ったら火を止め、器に盛る。細かく刻んだみつばを散らす。
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根菜の含め煮
きょうの料理レシピ
2004/11/01
京の精進 一汁一菜
このレシピをつくった人
西川 玄房さん
京都の大本山妙心寺・東林院住職。竜安寺に弟子入りし、瑞竜寺にて修行。老師の隠侍(老師の世話をする役)として仕え、精進料理を覚える。1984年に東林院の住職となる。人々に禅寺を開放、宿坊として精進料理を供するほか、精進料理教室も主宰し、禅の教えを説く。また、1月「小豆粥で初春を祝う会」、6月「沙羅の花を愛でる会」、10月「梵燈のあかりに親しむ会」などの諸行事も開かれ、通称「沙羅双樹の寺」と云われる。
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