きょうの料理レシピ
ふきと鶏肉の煮物
魚焼きグリルで火を通したふきは、シャキシャキの歯ごたえ。しょうゆと砂糖の甘じょっぱさに、独特の香りが深みを加えます。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/160 kcal
*1人分
塩分/2.8 g
*1人分
調理時間
/35分
材料
(2人分)
- ・ふき (茎の部分) 180g
- ・鶏もも肉 110g(1/2枚)
- ・しょうが (せん切り) 5g
- 【A】
- ・水 カップ1/2
- ・酒 大さじ4
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1+1/3
- ・木の芽 適宜
つくり方
1
ふきは魚焼きグリルの長さに合わせて切り、約10分間焼く。水にとり、粗熱を取る。鶏肉は縦半分に切り、さらに1.5cm幅の一口大に切る。
! ポイント
ふきはこんがりと色づくまで焼くことで水分が抜け、甘みが引き立つ。
2
1のふきは端から皮を約3cmはがし、まとめて持って一気に下まで引いてむき、水に約5分間浸す。水けを拭いて4cm長さに切り、太いものは縦に2等分に切る。
3
鍋に【A】を入れて中火で煮立て、1の鶏肉、2のふき、しょうがを加える。再び煮立ったら弱火にし、落としぶたをして約10分間煮る。
! ポイント
煮汁の表面がゆらぐくらいの火加減で、じっくり煮含める。
4
火を止めてそのまま人肌くらいまで冷まし、味を含ませる。器に盛って煮汁を注ぎ、好みで木の芽を手でたたいて添える。
全体備考
【こんな下処理も】
ふきはもちろん下ゆでしてもおいしくつくれる。フライパンの深さの半分まで水を入れて沸騰させ、太いもので約7分間、細いもので約4分間ゆでて水にとって皮をむく。
きょうの料理レシピ
2018/04/10
じぃじの四季
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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