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きょうの料理レシピ

ラズベリーチョコレートケーキ

スポンジ型やパウンド型がなくてもOK。バットでつくるチョコレートケーキです。軽やかなのにリッチな味わいも楽しめて、バレンタインにぴったり。

ラズベリーチョコレートケーキ

写真: 福尾 美雪

エネルギー /2200 kcal

*全量

塩分/1.1 g

*全量

調理時間 /60分

*生地とシロップを冷ます時間、チョコレートクリームを常温で固める時間は除く。

材料

(21×16×深さ3cm程度のバット1台分/でき上がりは13×13×高さ3cm程になる。)

・ラズベリー (冷凍) 100g
【A】
・チョコレート 100g
*全体備考参照。
・バター (食塩不使用) 100g
【B】
・グラニュー糖 100g
・薄力粉 40g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・溶き卵 (L) 2コ分
【シロップ】
・グラニュー糖 10g
・水 10ml
・ラズベリーの果汁 全量
*下ごしらえ・準備参照。
・キルシュ 大さじ1/2
*好みで/さくらんぼが原料の蒸留酒。
【チョコレートクリーム】
・チョコレート 100g
*全体備考参照。
・生クリーム (乳脂肪分45%) 40g
・バター (食塩不使用) 15g
・キルシュ 小さじ1
*好みで。
・ラズベリー (生) 適宜

下ごしらえ・準備

1 ボウルに重ねたざるにラズベリー(冷凍)を凍ったまま入れて常温で解凍し、果実と果汁に分けておく。

2 バットにオーブン用の紙を側面より1cmくらい高くなるように敷く。

3 オーブンを180℃に温めておく。

4 10cm四方に切った厚紙を用意しておく。

つくり方

生地をつくる
1

耐熱ボウルに【A】を入れ、底を沸騰した湯につけてゴムべらで混ぜ、溶かす(湯煎)。

2

【B】を合わせ、別のボウルにふるい入れ、泡立て器でざっと混ぜる。1と溶き卵を順に加え、粉っぽさがなくなるまでグルグルとよく混ぜる。

3

バットに流し入れ、ゴムべらで表面をならす。180℃に温めたオーブンで30分間焼く。

4

焼き上がったらバットごと網にのせて5分間おく。バットと紙を外して、生地を網にのせ、冷めるまでおく。

【シロップ】をつくる
5

小鍋にグラニュー糖と分量の水を入れて中火で沸騰させ、冷ます。ボウルに移し、ラズベリーの果汁、キルシュを加えて混ぜる。

【チョコレートクリーム】をつくる
6

耐熱ボウルにチョコレートを入れ、底を60℃の湯につける(湯煎)。小鍋に生クリームを入れて中火で沸騰させ、チョコレートに加える。ゴムべらでゆっくり混ぜ、照りを出す。バターを加えて溶かし、キルシュを加える。

仕上げる
7

4の生地を13×13cmの正方形になるように、パン切り包丁(または温めた長めの包丁)で四辺を切り落とし、厚みを半分に切る。

! ポイント

切り落とした生地は味見用に。または【関連レシピ】を参照してアレンジしても。

8

裏返したバットの中央に10cm四方の厚紙を敷き、7の生地1枚の切り口を上にしてのせ、5の【シロップ】をはけで塗る。6の【チョコレートクリーム】1/4量をパレットナイフで塗り、解凍したラズベリーを並べて平らにし、さらに6の1/4量を塗る。

! ポイント

厚紙を敷くのはバットから外しやすくするため。

9

残り1枚の生地の切り口に【シロップ】を塗り、切り口を下にして8に重ねる。上面全体に【シロップ】を塗る。

10

6の【チョコレートクリーム】の残りを上面と側面全体に塗り、固まるまで常温に1時間ほどおき、好みでラズベリー(生)を飾る。厚紙との間にパレットナイフを入れてバットから外す。

全体備考

【型について】
ここでは製菓用の型のかわりに、バットを使用。ステンレス製またはアルミ製でオーブン対応のものが向く。
またバットがない場合は、ケーキ用の18×18cm正方形型または直径18cmの丸形でもOK。

【チョコレートについて】
ここでは製菓用スイートタイプのタブレット状のものを使用。ミルクチョコレートとホワイトチョコレート以外で、カカオ含有量50~70%の板状チョコレートでも代用できる。その場合は細かく刻む。

【ラッピングアイデア】
ラッピング用の透明な袋(44×31cm)の底に15cm四方に切った台紙か厚紙を敷き、袋の口を広げてラズベリーチョコレートケーキを入れます。高めの位置で口を絞って好みのリボンで結べば完成。

きょうの料理レシピ
2018/02/07 ラズベリーチョコレートケーキ

このレシピをつくった人

飯塚 有紀子

飯塚 有紀子さん

家庭でつくることを大切にしたお菓子教室「un pur…(アンピュール)」を2000年より20年間主催後、現在は家でつくって美味しく食べる暮らしのレシピサイト<eat at home>を運営。家でつくる時間を楽しんで、みんなで美味しく食べる時間が何より大切に感じられるレシピを丁寧に伝えている。また雑誌や書籍だけでなく、グラフィックデザイナーとしての経歴を生かし、バッケージデザインを含めた商品開発も手がけている。

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