きょうの料理レシピ
きのこのみそ天ぷら
お寺では、天ぷらはハレの日のごちそうです。えのきだけの根元も丁寧に処理をすれば、いい食感に。みその香りが香ばしい。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/200 kcal
*1人分
塩分/0.9 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・まいたけ 1/2パック(約50g)
- ・生しいたけ 2枚
- ・えのきだけの根元 約15g
- ・かぼちゃ 40g
- ・ピーマン 1/2コ(約25g)
- ・炭酸水 (無糖/冷やしておく) 60ml
- ・氷 2~3コ
- ・みそ 15g
- ・小麦粉
- ・揚げ油
つくり方
1
まいたけは2つに分ける。しいたけは軸を除く。えのきの根元は、おがくずなどの汚れを包丁の先で取り除き、2つに分ける。かぼちゃは薄切りにし、食べやすく切る。ピーマンはヘタと種を除いて、縦半分に切る。
! ポイント
えのきの根元も、歯ごたえのよい食材になる。
2
衣をつくる。ボウルにみそを入れ、炭酸水を加えて溶き、氷を加える。小麦粉30gをポリ袋に入れてよく振り、ボウルに加え、軽く混ぜる。
! ポイント
炭酸水を使うとサックリとした衣になる。小麦粉はふるうかわりにポリ袋に入れて振る。
3
同じポリ袋に小麦粉適量を入れ、1を加えて小麦粉を薄くまぶす。余分な粉をはたいてからそれぞれ2の衣にくぐらせ、170℃に熱した揚げ油でこんがりと揚げる。
! ポイント
衣にみそが混ざっているため、焦げやすいので、揚げすぎないようにする。
◆取り除いたしいたけの軸を使って◆
きのこのとろり汁
きょうの料理レシピ
2017/10/23
滋味を味わう“禅寺ごはん”
このレシピをつくった人
吉村 昇洋さん
広島県の曹洞宗八屋山普門寺・副住職。臨床心理士。相愛大学非常勤講師。曹洞宗大本山永平寺での修行生活の中で、調理を行う「大庫院」に所属。現在は精進料理教室を主宰。また、「料理僧三人衆」の一人として食を通じて仏教を伝える活動に励む。
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