きのこ鍋
きのこのおいしさを存分に楽しめるシンプルな鍋です。いろいろなきのこに干ししいたけも加えることで、うまみたっぷりのスープになります。
写真: 鍋島 徳恭
*1人分(【C】と乾麺は除く)
*1人分(【C】と乾麺は除く)
*干ししいたけを湿らせておく時間は除く。
材料
(4人分)
- ・生しいたけ 16枚
- ・しめじ 3パック
- ・えのきだけ 2袋
- ・まいたけ 2パック
- ・白まいたけ 2パック
- ・干ししいたけ 4枚
- ・豚バラ肉 (薄切り) 200g
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・紹興酒 大さじ1
- *または酒。
- ・こしょう 少々
- 【B】
- ・干しえび (みじん切り) 大さじ2
- ・にんにく (みじん切り) 大さじ1
- ・ねぎ (斜め薄切り) 1本分
- ・紹興酒 大さじ3
- *または酒。
- ・チキンスープ カップ4
- *顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに湯で溶いたもの。
- 【C】
- ・練りごま (白) 適宜
- ・ナムプラー 適宜
- ・あさつき (小口切り) 適宜
- ・香菜(シャンツァイ) (みじん切り) 適宜
- ・辛みだれ 適宜
- *全体備考参照。
- ・一味とうがらし 適宜
- ・好みの乾麺 適宜
- *スープに直接入れるタイプのインスタントラーメンなどお好みで。
- ・ごま油 大さじ1
- ・塩 小さじ1
- ・こしょう 少々
つくり方
きのこはすべて紙タオルで汚れを拭く。生しいたけは石づきを取り、軸とかさに分け、軸は手で裂き、かさは4等分に手で割る。残りのきのこは根元を切り落とし、手で食べやすくほぐす。
しめじは大きければ1本を2つに裂く。きのこ類は包丁で切ると風味がとんでしまうので、手でほぐしたり、裂いたりする。
干ししいたけは、霧吹きで水をかけて全体をしっかり湿らせ、10~15分間おく。
包丁で切れる堅さになればよいので、霧吹きで湿らせればよい。
軸の周りに包丁の先で切り目を数か所入れ、手で軸を取り、かさを粗みじん切りにする。
豚肉は細切りにし、【A】をもみ込んで下味をつける。
土鍋(炒め調理が可能なタイプ)にごま油を弱火で熱し、4と【B】を入れて炒める。香りがたってきたら、3を加えて中火で炒める。ねぎも加えて炒め合わせ、紹興酒を加えて混ぜる。
チキンスープ、塩、こしょうを加えてひと煮立ちさせ、白まいたけ以外の1のきのこを加えて煮る。最後に白まいたけを加え、きのこに火が通るまで煮る。【C】などを加え、好みの食べ方で食べる(全体備考参照)。途中でスープが減ってきたら、チキンスープ(分量外)や水を適宜足す。
白まいたけは最後に加えて色と食感を生かす。
◆辛みだれのつくり方◆
(つくりやすい分量)
鍋にごま油カップ1/4、しょうが(みじん切り)大さじ1、にんにく(みじん切り)小さじ1、豆豉(トーチ/みじん切り/またはみそ)大さじ1、赤とうがらし(種を取ってみじん切り)小さじ1/2を入れて火にかけ、フツフツしてきたら塩・こしょう各少々をふり、火を止めて白ごま大さじ1+1/2を加える。保存容器に入れ、冷蔵庫で約1か月間保存できる。
◎530kcal(全量) ◎塩分2.2g(全量) ◎調理時間5分
【食べ方はお好みで!】
●ごま油と塩でシンプルに。
●鍋の中でスープに練りごま(白)を溶かし、ナムプラーで味を調え、ごま風味にアレンジ。あさつきや辛みだれを添えて。
●しめは麺がおすすめ!ごま風味にアレンジしたスープに乾麺を入れて好みの堅さになるまで煮るだけ。好みで香菜を添えたり、一味とうがらしをふって。
このレシピをつくった人
松田 美智子さん
都内で料理教室を主宰。惣菜からもてなし料理、保存食まで、和洋中のジャンルを超えて幅広く指導。鍋料理の本も執筆。テーブルウェアの開発などにも携わる。
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