いわしのトマトピラフ
一度見たら忘れられない豪快なピラフ。トマトペーストの凝縮したうまみといわしの脂が相まって、箸が止まらなくなることまちがいなし!ケーキのように切り分けて、おもてなしにぴったりな一品です。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*1人分
材料
(3~4人分)
- ・いわし (三枚におろす) 8~10匹分
- ・米 (無洗米) 360ml(2合)
- ・たまねぎ (みじん切り) 1/2コ分
- ・セロリ (みじん切り) 1/2本分
- ・にんにく (みじん切り) 1かけ分
- ・トマト (1cm角に切る) 1コ分
- ・松の実 大さじ2~3
- ・赤とうがらし (小口切り) 1本分
- ・チリパウダー 大さじ1/2
- ・イタリアンパセリ (ザク切り) 適宜
- ・オリーブ (黒) 4コ
- *あれば。
- ・レモン (皮をむいて輪切り) 2枚
- *あれば。
- ・オリーブ油
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
- ・小麦粉
つくり方
フライパンにオリーブ油大さじ2を中火で熱し、たまねぎ、セロリ、にんにくをしんなりするまで炒める。トマト、トマトペーストを加えて炒め合わせ、米、松の実を加えてサッと炒める。
トマトペーストでうまみをプラス。奥深い味わいになる。
全体がまんべんなく混ざったら、赤とうがらし、チリパウダーを加えて塩・黒こしょう各少々をふる。水カップ2+1/2を加え、煮立ったらふたをして、弱火で15~20分間煮る。火を止め、約10分間蒸らす。
いわしは両面に塩・黒こしょう各少々をふり、皮側のみに小麦粉を薄くまぶす。
小麦粉をまぶすことで、カリッとした仕上がりに!
別のフライパン(直径26cmが最適)にオリーブ油大さじ2をひく。3のいわしの皮側を下にし、尾が中心にくるよう、放射状に並べる
2のピラフをのせ、スプーンで表面を平らにする。ふたをして中火で5分間ほど焼く。
いわしにこんがりと焼き色がついたら、フライ返しをいわしとフライパンの間に入れて一周させる。フライパンより大きい皿を上にのせ、手でしっかり押さえながらフライパンをひっくり返して、いわしのトマトピラフを皿に移す。
フライパンが熱いので、やけどに注意すること。
好みでイタリアンパセリ適量を散らし、あればオリーブとレモンを添え、チリパウダー(分量外)をふる。
【トマトサルチャ】
トマトサルチャとは、トルコの家庭で定番の“トマトペースト”です。
◆材料とつくり方◆(つくりやすい分量)
トマトの水煮(缶詰/ホール)5缶(2kg)はハンドミキサーでなめらかにする。鍋に入れて、弱火で3~4時間ほど、時々混ぜながら煮詰め、ペースト状にする。仕上げに塩約大さじ1で味を調える。
◆保存◆
保存容器に入れ、冷凍庫で1か月間。
◎エネルギー 400kcal(全量)
◎塩分 17.80g(全量)
◎調理時間 240分
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
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