えびのかき揚げ
えびをぜいたくに使ったかき揚げです。ポイントは「えびの切り方」「タネのつくり方」そして「浅めの油の温度管理」。
写真: 南都 礼子
*1人分
材料
(4人分)
つくり方
えびは殻をむき、背開きにして半分に切る。背ワタを取り除き、ボウルに入れる。
背開きにすると背ワタが取りやすくなるうえ、タネがまとまりやすい。
塩とかたくり粉を入れてよくもみこむ。流水にさらし、水が透明になるまで洗い、水けをきる。ふきん(または紙タオル)で水けをよくふく。
塩とかたくり粉でえびの生臭さが取れ、おいしさだけが残る。
2をボウルに入れ、かたくり粉大さじ1を加えて混ぜたら、卵白も加え、ザックリと混ぜる。
かたくり粉と卵白が衣の接着剤となる。
【衣】をつくる。別のボウルに分量の水と卵黄を入れて泡立てないようによく混ぜる。小麦粉を加え、泡立てず、たたくようによく混ぜる。
3にみつばと【衣】を加えてザックリと混ぜる。
鍋に揚げ油を約3cm深さに入れ、170℃~175℃に温める。5を手で小判形にまとめ、油に静かに入れる。スプーンでまとめてもよい。
かき揚げは浅めの油が揚げやすいが、温度が上下しやすいので一度に多くのタネを入れない。
時々返しながら、ゆっくりと約2分間揚げ、えびが色よく揚がったらはしで1つずつ取り出す。
揚げ台では、重ね置きしない。
器に盛り、好みで天つゆと大根おろし適宜を添える。
【ポイント】
・背開きにすると背ワタが取りやすくなるうえ、タネがまとまりやすい。
【ポイント】
・かき揚げは浅めの油が揚げやすいが、温度が上下しやすいので一度に多くのタネを入れない。
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このレシピをつくった人
田村 隆さん
(1957~2020) 東京・築地にある日本料理店の三代目。日本各地の食材に精通し、個々の持ち味と特性を調和させた料理をこころがけている。
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