
きょうの料理レシピ
ドーナツ
外はカリッと香ばしく中はふんわり。揚げたてドーナツは幸福の味。

写真: 浮田 輝雄
エネルギー
/190 kcal
*1コ分
調理時間
/30分
材料
(直径約8cmのリング形12コ分)
- 【基本のドーナツ生地】
- ・バター (食塩不使用) 40g
- ・グラニュー糖 60~70g
- *好みの甘さで加減を。
- ・卵 1コ
- *アレルギーがある場合は水50mlに代えれば少し堅くなるが、つくれる。
- 【A】
- ・強力粉 110g
- ・薄力粉 110g
- ・ベーキングパウダー 大さじ1
- ・塩 一つまみ
- ・牛乳 70ml
- ・バニラエッセンス 適量
- 【仕上げ用】
- ・グラニュー糖 50g
- ・強力粉 (打ち粉)
- ・揚げ油
下ごしらえ・準備
1 バターは室温におき、ハンドクリームくらいの柔らかさにしておく。気温の低い時期は電子レンジ(500W)に約10秒間かける。
2 【A】の粉類と塩を合わせてふるっておく。
3 【仕上げ用】のグラニュー糖を平らな器に入れておく。
つくり方
生地をつくる
1
ボウルにバターを入れてクリーム状に練る。グラニュー糖を加え、全体が白っぽくなるまですり混ぜる。
2
卵を溶き、半量を1に加えて混ぜる。全体がなじんだら残りの卵をすべて加えて混ぜる。
! ポイント
卵を一度に全量加えると、分離したようになり、全体がなじむのに時間がかかる。
3
ふるった【A】を2に加え、ゴムべらで大きく切るように混ぜる。
4
そぼろ状になったら牛乳とバニラエッセンスを加え、ひとつにまとまるまでサックリと大きく混ぜる。
リング状にする
5
台に強力粉を薄くふり(打ち粉)、生地を移す。上からも軽く強力粉をふって、12等分に切り分ける(1つ30gが目安)。
6
1つずつ手のひらでそっと転がして丸め、強力粉をふった台の上で前後に転がし、20cm長さの棒状にする。両端はやや細くする。
! ポイント
手のひらを生地に軽くのせて転がす。生地を押したり、左右に引っ張ったりしない。
7
一方の端を指先で軽く押して、くぼみをつくる。そこにもう一方の端をのせ、下側の生地で包むようにしてとめる。
揚げて仕上げる
8
揚げ油を180℃に熱する。ボウルに残った生地を丸めて落としたとき、鍋底につくかつかないかですぐに浮き上がり、プクプクと大きな泡が立つくらいが目安。
9
リング状にした生地をそっとはたき、余分な打ち粉を落としてから、そっと揚げ油に入れる。
! ポイント
余分な打ち粉が生地についていると、揚げ油が泡立って危ない。
10
油に浸っている下側がよい色になったら裏返す(片面1分30秒間ずつが目安)。両側とも同じ色になったら網に上げ、油をきる。
11
粗熱が取れたら、【仕上げ用】のグラニュー糖をドーナツ全体にまぶす。完全に冷めてしまうと、グラニュー糖がつきにくくなる。
全体備考
《揚げ油は新しいものを》
においが移らないように、揚げ油は新しいものを用意する。揚げ油の深さが浅いとドーナツが鍋底に触れ、焦げやすい。深さ5~6cmくらいあると安心。
《粉を加えたら混ぜすぎない》
今回のドーナツは冷めてもぱさつかず、ふんわり柔らかなまま。それは粉の半量を強力粉にしているから。ただし、こねすぎると、グルテンの働きで堅くなってしまう。生地づくりで粉類を加えたら、サックリと切るように混ぜ、決して練らないこと。また、棒状にのばすときも生地を引っ張ったり、押しつけたりしないようにする。
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きょうの料理レシピ
2006/09/26
お菓子の定番!
このレシピをつくった人

上田 悦子さん
神戸市内で30年以上お菓子教室を主宰し、洋菓子店をもつ。新しい素材を使ったお菓子や、基本のお菓子をよりおいしく進化させる研究も欠かさない。
子供の時からおもちが入った七草粥が定番でしたので、こちらのレシピは好みにぴったりです。主人のおうちは、おもちが入っていない七草粥だったそうです。
2022-01-10 08:16:31
ばぁばの七草がゆはお餅が入ってるのがお気に入りで、初めて作ってからはこちらのレシピに決めて毎年土鍋で炊いています。お正月から酷使続きの胃にも優しくとても美味しいです。ばぁばのご冥福を心よりお祈りしつつ、今年も皆元気に暮らせますようにの願いを込めて。
2021-01-13 06:27:13
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