きょうの料理レシピ
生絞りとうもろこしスープ
とうもろこしの凝縮した甘みが、存分に味わえるスープです。フレッシュなおいしさを生かすため、火にかけすぎないのがポイント。
写真: 青山 紀子
エネルギー
/90 kcal
*1人分
調理時間
/15分
*冷ます時間は除く。
材料
(4人分)
- ・とうもろこし 約1+1/2本(正味300g)
- 【A】
- ・塩 少々
- ・砂糖 大さじ1/2
- 【B】
- ・生クリーム 大さじ1
- ・きんもくせい酒 小さじ1
つくり方
1
とうもろこしは、粒を包丁でこそげ落とす。鍋に水300mlを入れて火にかけ、沸騰したらとうもろこしの粒を入れ、再び沸騰したら弱火にし、約1分間ゆでる。
! ポイント
とうもろこしをしっかりと押さえ、粒の部分をこそげ落とす。ゆで汁ごと使うので、粒をゆでるとよい。
2
1に【A】を加えて味を調え、粗熱が取れたらゆで汁ごとミキサーにかける。こし器で裏ごしし、氷水にあてて冷ます。【B】を加えてざっと混ぜる。
! ポイント
軽く火を通すと、ミキサーにかけやすいが、旬のとうもろこしの新鮮さをだすため、短時間で。
こし器がない場合は、一度ざるでこしてから、紙タオルでこすとなめらかに仕上がる。
全体備考
【とうもろこし】
イネ科の植物で、米、小麦粉と並ぶ世界三大穀物の一つ。缶詰や加工品の需要が多い。北海道産のものは8~9月に出回る。収穫したとたんに鮮度が落ち、甘みが減りはじめるので、買ったらすぐに使う。
砂糖の分量は、とうもろこしの甘みに応じて調節する。
きょうの料理レシピ
2006/08/08
四季の味
このレシピをつくった人
脇屋 友詞さん
東京・赤坂にある中国料理店のオーナーシェフ。15歳で料理の道に入り、数々の名店で修業を積み、現在は、東京に4店舗を展開中。日本の中国料理界をけん引すると共に食を通じての社会貢献活動にも関わり、2014年秋の叙勲にて黄綬褒章を受章。上海料理の伝統を軸にした、体にやさしい料理が人気。
つくったコメント