親子丼
フライパンで2人分を一緒につくる親子丼です。卵をざっと溶きほぐし、卵白、卵黄の順に入れることがトロトロに仕上げる秘けつ。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
つくり方
たまねぎは縦に5mm幅に切る。貝割れ菜は根元を切り落として長さを半分に切る。
鶏肉は余分な脂肪を除き、筋の多いところに切り目を入れる(全体備考参照)。縦半分に切り、小さめの一口大に切る。
小さめのフライパンに【A】を入れて中火にかけ、煮立ったら鶏肉を入れ、返して煮汁をからめる。
たまねぎを加え、2~3分間煮る。
卵は軽く溶きほぐす。しっかり溶くとコシがなくなるので、卵白を大きく切る程度にざっとほぐす。
溶き卵は菜箸で卵白を先に入れ、残った卵黄を回し入れる。
フライパンを軽く揺すりながら半熟に火を通す。
器にご飯を盛り、7を大きめのスプーンで等分にかけ、貝割れ菜をのせる。
◆鶏もも肉は脂肪を除き、筋を切って使う◆
鶏肉は洗わずに使えるが、ドリップ(赤い液)が出ていたら水でサッと洗って水けを拭くとよい。もも肉は脂肪や筋が多いので、余分な脂肪を除き、筋を切ってから調理するのが基本。脂肪は皮の下に多くついているが、皮をめくって取り除く必要はなし。はみ出した皮の部分や、表面に見える脂肪を取り除くだけで、すっきりとした味になる。また、白い筋の多い部分に切り目を入れておくと、加熱したときに肉が縮んだり、反り返ったりするのを防げる。
◇余分な脂肪を除く◇
・皮を下に置き、周囲にはみ出た皮を脂肪ごと切り落とす。
・肉についている白い脂肪は手でつまみ、包丁でそぎ取る。
◇筋を切る◇
・横長に置き、白い筋が集中しているところに切り目を入れて筋を切る。
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セロリのいかくんあえ
このレシピをつくった人
河野 雅子さん
大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。
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