豆腐とたけのこステーキのしょうがあん
表面はこんがり、中はふんわりとした豆腐に、しょうがの香りのあんをトロリとからめます。焼いたたけのこと盛り合わせて、食感の違いを楽しんで。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
つくり方
豆腐は半分に切り、ペーパータオルに包んでバットに入れ、おもしをして10~15分間おく(全体備考参照)。取り出してペーパータオルを外し、小麦粉を薄くつける。たけのこは長さを半分に切り、上のほうは縦半分に切ってくし形に、下のほうは1cm厚さの半月切りにする。
豆腐の各面に小麦粉をまぶし、軽くはたいて薄くつける。小麦粉をつけるときれいな焼き色がつき、あんもよくからむ。
小さめのフライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、たけのこを入れて両面をこんがりと焼き、火を止めて取り出す。同じフライパンにサラダ油小さじ1を足して中火で熱し、豆腐を並べ入れる。焼き色がついたら返し、各面をこんがりと焼く。火を止めて取り出し、器に盛ってたけのこを添える。
先にたけのこを焼いて取り出す。ゆでてあるので、表面に焼き色がついて温まればよい。
豆腐をくずさないよう、菜箸で転がすように返し、各面をこんがりと焼く。
2のフライパンをペーパータオルで拭き、【A】を入れて中火にかける。混ぜながら煮立て、とろみがついたら火を止める。2の豆腐とたけのこにかけ、細ねぎをのせる。
●豆腐を炒めたり、焼いたりするときは、しっかり水きり●
豆腐は水分を多く含む食材。そのまま調理すると水けが出て、味がうすくなったり、水っぽくなったりする。特に、豆腐を焼いたり、炒めたりする場合は、しっかりと水きりすることが大切。おすすめの水きりは、豆腐をペーパータオルに包み、おもしをしてしばらくおく方法。おもしはバットをのせてから缶詰などを置くと形がくずれにくくなる。さらにしっかり水きりしたいときは、熱湯でサッとゆでるとよい。
1.豆腐は半分に切って表面積を広くし、ペーパータオルで包む。ペーパータオルは厚いほうが水をよく吸い取る。
2.豆腐の上にバットをのせて缶詰を置く。豆腐1丁(300g)なら、缶詰2コ(300~400g)くらいがおもしの目安。
このレシピをつくった人
河野 雅子さん
大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。
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