蒸し鶏の香味ソース
あっさりとしたうまみのある鶏肉を、しっとりと蒸し上げて、香りのよいソースでいただきます!
写真: 岡本 真直
*1人分
*鶏肉を冷蔵庫に入れておく時間、常温に戻す時間は除く
材料
(4人分)
- ・鶏もも肉 1枚(340g)
- 【A】
- ・細ねぎ 2~3本
- ・しょうが (薄切り) 2~3枚
- 【香味ソース】
- ・サラダ油 大さじ1
- ・細ねぎ (みじん切り) 大さじ山盛り2
- ・しょうが (みじん切り) 大さじ1
- ・砂糖 小さじ1
- ・酢 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・ごま油 小さじ1/2
- ・粉ざんしょう 小さじ1
- *あれば、花椒(ホワジャオ。中国のさんしょうの実)をひきながら使うか、細かく刻んで使うとより香りがよい
- ・サラダ用ミックスリーフ 適量
- ・塩 小さじ1/2
- ・こしょう 適量
- ・酒 大さじ1
つくり方
鶏肉は肉の側に切り目を数本入れ、火の通りをよくし、塩小さじ1/2、こしょう適量をふる。【A】の細ねぎはブツ切りにし、包丁でたたいて香りを出す。しょうがも同様にたたき、肉の上にのせて酒大さじ1をふりかける。冷蔵庫で1時間おく。
【香味ソース】のサラダ油、細ねぎ、しょうがをフライパンに入れ、弱火でいためる。フツフツとして香りが出たら取り出し、ソースの残りの材料と合わせる。
細ねぎとしょうがはあまりいじらず、自然によい香りが出てくるまでいためる。
1の鶏肉を20~30分間常温において戻し、蒸気の立った蒸し器に入れ、中火で10~13分間蒸す。蒸し上がったら取り出し、ラップをぴったりとかけて10分間おき、余熱で火を通す。
蒸す皿の下に細長く折ったふきんをあてがい、ふきんごと鍋に入れて蒸すと、出し入れがしやすい。ふきんの端を焦がさないように注意。蒸したてはまだ中心が生っぽくても、ラップをかけて蒸らすことで中まで火が通る。こうすれば、火が通り過ぎて肉が堅くなるということがない。
鶏肉の皮を上にしてまな板に置き、包丁の腹で2~3回たたいて肉に亀裂を入れてから、一口大に切る。
家庭の包丁で十分。亀裂を入れるとソースがしみこみやすく、柔らかくなる。切ってからたたいてもよい。
鶏肉を器に盛り、2の【香味ソース】、粉ざんしょうをかける。サラダ用ミックスリーフは別の器に盛り、【香味ソース】をかけていっしょに食べる。
サラダ用ミックスリーフの代わりに、レタスなど、好みの生野菜を香味ソースで食べてもよい。香味ソースに蒸し汁を混ぜ、鶏肉といっしょにご飯にのせて食べるのもおすすめ。
このレシピをつくった人
吉岡 勝美さん
大阪の調理師専門学校で、中国料理の教鞭をとる。確かな理論とテクニックに基づき提案する、野菜をたっぷりと使った軽やかなレシピが人気。分かりやすい語り口で、テレビでも活躍している。
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