いり卵
卵をポロポロの状態にしたいり卵。しっとり、柔らかに仕上げるコツは4本の菜箸と加熱のしかたにあります。しっかりマスターすれば、丼物やお弁当もグレードアップ。あえ物や炒め物にもフル活用できます。多めにつくって保存するのがおすすめです。
写真: 岡本 真直
*全量
*いり卵を冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量/でき上がりは約200g)
- ・卵 4コ
- 【A】
- ・砂糖 大さじ3
- ・酒 大さじ1
- ・塩 小さじ1/3
つくり方
小さめの鍋に卵を割り入れ、菜箸で鍋の底をこするように手早く40~50回往復させてしっかり溶きほぐし【A】を加える。
菜箸4本をまとめて持ち、箸先を少し広げてグルグルと円を描くように混ぜる。調味料が溶けたら中火にかけ、ゆっくり混ぜながら約2分間加熱する。
卵液が少し固まってきたら、鍋を火から下ろしてぬれ布巾にのせ、約1分間手早く混ぜる。
再び中火にかけて手早く約30秒間混ぜ、再び火から下ろして約30秒間ぜる。これを4~5回繰り返す。
卵がポロポロになって鍋底からホロリとはがれるくらいになるまでよくいる。
バットなどに広げて冷ます。鍋に入れたまま冷ますと余熱で堅くなってしまうので注意。
【保存】
完全に冷めたら密封容器に入れ、ふたをして冷蔵庫に。約1週間を目安に使いきる。冷凍するときは、使いやすいように1/4量(約50g)、または1/3量(約70g)ずつに分け、ラップに包んで平らにし、ジッパー付きポリ袋に入れ、冷凍庫に。自然解凍、または電子レンジで解凍して使う。約3週間を目安に使いきる。
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このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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