かじきとトマトの炒め物
手早くおいしく魚を食べたいなら、ぜひ活用したいかじき。淡泊な味わいは鶏肉のようで、崩れにくく、炒め物にピッタリです。トマトとバジルで、イタリア風の味付けに。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
材料
(4人分)
- ・かじき (切り身) 3切れ
- ・トマト (完熟) 2コ
- ・なす 3コ
- ・にんにく 1かけ
- ・赤とうがらし 1本
- ・バジル 少々
- ・白ワイン 大さじ2
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・小麦粉 適量
- ・オリーブ油
- ・しょうゆ 小さじ1
つくり方
かじきは4cm長さの拍子木形に切る。バットに並べ、塩・こしょう各少々をふり、小麦粉をまぶす。
小麦粉を全体にふったら、両手に2~3切れずつ持って互いに触れ合わせ、余分な粉を落とすと手早くまぶせる。
なすはヘタを取り、縦四つから六つ割りにして、長さを半分に切る。トマトはヘタを取り、ザク切りにする。
にんにくは縦半分に切る。赤とうがらしは種を取って小口切りにする。バジルはおおまかにちぎる。
フライパンにオリーブ油大さじ1+1/2を熱し、2のなすをゆっくりといためて一度取り出す。
4のあいたフライパンに、オリーブ油大さじ1を足し、にんにく、赤とうがらし、かじきをいためる。かじきにほぼ火が通ったら、白ワインを加えてアルコールをとばす。
5に4のなすとトマトを加え、トマトを木べらなどで少しくずし、しょうゆ小さじ1、塩・こしょう各少々で味を調える。バジルを加えてざっと混ぜる。
なす、かじきの順にいためるとフライパンを洗う必要がなく、効率がよい。トマトはちょっとくずれるとおいしいので、完熟のものを。
【おトク情報】
魚より肉のほうが料理しやすい、というイメージがありますが、魚でも「かじき」ならば、くずれにくく、淡泊な味なので肉感覚で料理することができます。かじきに小麦粉をまぶすのは、よりくずれにくくするためで、焼いたかじきは、肉のように野菜といっしょにオイスターソース炒めにしたり、チリソース炒めにすることができます。時間がない、家族が多い、という方には、魚は刺身や煮つけよりも、野菜をたっぷり入れて炒め物で食べるのがおすすめです。
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