かぶとソーセージのトマトポトフ
柔らかなかぶに、ソーセージのうまみとトマトのほのかな酸味がじんわりと。シンプルな味つけで、かぶのやさしい味わいを引き立てて。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・かぶ 3コ(200~250g)
- ・かぶの葉 30g
- ・ウインナーソーセージ 4本
- 【A】
- ・水 カップ2
- ・塩 小さじ1/2
- ・トマトジュース カップ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・粒マスタード 適量
つくり方
かぶはよく洗い、葉のついていた上部を少し切り落とし、皮つきのまま縦に四ツ割りにする。葉は4cm長さに切り、ソーセージは斜め半分に切る。
鍋に【A】を入れ、中火にかける。煮立ったら皮を下にしてかぶを並べ入れる。
再び煮立ったら弱火にし、約10分間煮る。
かぶの角の部分が汁から少し出ている状態で煮ると煮くずれしにくくなる。
ソーセージを加え、トマトジュースを注いで中火にする。煮立ったら再び弱火にし、10~15分間、かぶに竹ぐしを刺してスーッと通るまで煮る。
かぶの葉を加えて煮汁をかける。葉がしんなりしたら、塩、こしょうで味を調える。
おたまなどですくって器に盛り、粒マスタードをのせる。
かぶは形がくずれやすいので菜ばしで盛るのはNG。おたまを皮の面に沿って滑り込ませ、静かにすくい上げて盛りつける。
【かぶをおいしく味わいつくすポイント】
1.根と葉は別々に保存する
かぶは葉をつけたまま保存すると、葉が根の水分を吸って成長し、根はみずみずしさを失い、葉は堅くなっておいしさが半減します。買ってきたら、まず、葉を根元から切り離し、別々に保存しましょう。葉は時間がたつと黄色く変色するので、早めに使いきるのがおすすめです。
2.皮ごと大きめに切る
かぶは火が通りやすいので、加熱しすぎるとすぐに煮くずれし、食感が悪くなってしまいます。きれいにおいしく煮るためには、皮をむかずに調理すること。切り方も大きめにすると、じっくり煮ても煮くずれせず、柔らかな食感を楽しめます。
3.火は弱火。時間を計って煮る
煮くずれを防ぐためには、火加減と 加熱時間も重要です。煮立ったら弱火にし、時間をしっかりと計ります。かぶの大きさにもよりますが、煮る時間はトータルで20~25分間が目安です。温め直すときに煮くずれすることもあるので、冷めてしまったときは、電子レンジで温めるとよいでしょう。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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