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きょうの料理ビギナーズレシピ

簡単ぶり大根

ぶりも大根もこんがり焼いてから煮るので、うまみが凝縮されます。 水やだしを加えず、たっぷりのお酒でこっくりとした味わいに仕上げます。

簡単ぶり大根

写真: 岡本 真直

材料

(2人分)

・大根 1/2本弱(400g)
・ぶり (切り身) 2切れ(250g)
・塩 小さじ1
・ごま油 大さじ1
【煮汁】
・酒 カップ1/2
・しょうゆ 大さじ3
・砂糖 大さじ3

つくり方

ぶりの下ごしらえをする
1

ぶりは水でサッと洗い、ペーパータオルで水けをふく。1切れを半分に切ってバットなどに並べ、両面に塩をふる。

大根を切る
2

大根はよく洗い、皮つきのまま1.5cm厚さの輪切りにし、さらに半分に切って半月形にする。

ぶりを焼く
3

フライパンにごま油を入れて中火で熱し、ぶりを並べ入れる。約2分間焼いたら返し、さらに約2分間焼いて取り出す。

大根を焼く
4

3のフライパンに大根を並べ入れ、残った油で3~4分間焼く。焼き色がついたら返し、さらに3~4分間焼いて焼き色をつける。焼く間に、【煮汁】の材料を混ぜ合わせておく。

煮る
5

ぶりを大根の上にのせ、【煮汁】を回しかける。煮立ったらスプーンで汁を全体にかけて弱火にする。ぬらしたペーパータオルをかぶせ、さらにふたをして、約15分間煮る。

返す
6

木べらと菜ばしでぶりと大根を1切れずつ上下を返し、ぶりに【煮汁】をからめて味をなじませる。

全体備考

【下ゆでなし!「大根」のポイント】
◆大根は半月形に切る
旬の大根は厚めに切ることで、甘みや食感を満喫できます。ただし、あまり厚く切ると火が通りにくく、なかなか柔らかく煮えません。おすすめは半月形。輪切りをさらに半分に切った形で、輪切りより早く火が通ります。
◆ぶりは水で洗って使う
ぶりを煮るときは独特のクセを出さないよう、熱湯にサッと通す霜降りという下ごしらえが必要です。でも、フライパンで焼いてから煮るこのレシピなら霜降りは不要。水でサッと洗って表面の汚れを除くだけでおいしくつくれます。
◆フライパンで焼いてから煮る
大根は下ゆでをしてアクをぬき、味をしみ込みやすくするのが一般的ですが、フライパンでこんがりと焼いても、同様の効果があります。しかも香ばしさが出ておいしさアップ。フライパン一つで、ぶり、大根の順に焼きます。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2011/01/06 根菜&スタミナ野菜で冬を乗り切る!

このレシピをつくった人

小田 真規子

小田 真規子さん

健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。

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