韓国風野菜炒め弁当
市販の調味料を活用すれば、違う味のおかずを少量ずつつくることもラクラク。電子レンジなどの調理器具を駆使してスピードアップ!
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*お弁当全量
材料
(1人分)
- 【韓国風野菜炒め】*340kcal/調理時間7分
- ・牛こま切れ肉 80g
- ・にんじん 25g
- ・生しいたけ 1枚
- ・たまねぎ 1/6コ
- ・小松菜 (小) 3株
- ・焼き肉のたれ (市販) 大さじ1+1/2
- ・春雨 (乾) 15g
- ・こしょう 少々
- 【レンジ甘酢れんこん】*25kcal/調理時間5分
- ・れんこん 35g
- ・すし酢 (市販) 適量
- *すし酢がないときは、酢大さじ2、砂糖大さじ1+1/2、水大さじ1強、塩小さじ1/3を混ぜて使う。
- ・ローリエ 1/2枚
- 【貝割れ菜のナムル】*60kcal/調理時間3分
- ・貝割れ菜 1パック
- 【A】
- ・ごま油 小さじ1弱
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・すりごま (白) 小さじ1+1/2
- ・塩 少々
- ・ご飯 適量
つくり方
にんじんはスライサーを使ってせん切りにする。しいたけは軸を切り落として薄切りにする。たまねぎは薄切りにする。小松菜は根を切り落として3cm長さに切る。
こま切れ肉は切らなくても使えるので、朝の忙しいお弁当づくりに重宝。肉は下味代わりのたれにからめてから、炒める。
フライパンに牛肉と焼き肉のたれを入れ、よく混ぜ合わせる。
フライパンを中火にかけ、肉の色が変わったら、にんじん、しいたけ、たまねぎ、小松菜の茎の部分、はさみで適当な長さに切った春雨を戻さずに水大さじ3とともに加え、炒め合わせる。
春雨は戻さずに加え、水分を吸わせる。食べるときまでにちょうどよい加減になる。
こしょう少々と小松菜の葉を加えて炒める。味を確かめて足りないようなら、焼き肉のたれを足す。
れんこんは皮をむき、小さめの乱切りにして水にさらす。
すし酢に浸して、電子レンジにかけるだけ。冷めるまでおいて味をなじませる。
耐熱ボウルに水けをきったれんこんとローリエを入れ、かぶるくらいのすし酢をかけ、ラップを落としぶたのようにかぶせて電子レンジ(500W)に1分30秒間かける。
ラップを落としぶた代わりにして味をしみこませる。
粗熱が取れるまでおく。
貝割れ菜は根を切り落としてざるに入れ、塩少々を加えた湯でサッとゆでる。水にとって冷まし、水けをきつく絞る。
ざるに入れたままサッとゆでれば早くて簡単。
ボウルに8を入れ、【A】をごま油、塩・こしょうの順で加えて混ぜ、最後にすりごまを加えてあえる。
ごま油と塩が基本のナムルは、ほかのゆで野菜にも応用可能。最後にすりごまをふって水分を吸わせる。
弁当箱にご飯、4、7、9を詰める。
【市販の調味料が大活躍!】
焼き肉のたれはあえ衣としても使えます。すし酢は程よい甘みとうまみがあるので、味がしみやすいものなら、あえるだけでもおいしい酢の物になります。焼き肉のたれやすし酢は、商品によってかなり味が違いますので、味をみながら使いましょう。
【韓国風野菜炒め】
◆焼き肉のたれがないときは◆
しょうゆ小さじ2、酒小さじ1、砂糖大さじ1/2、ごま油小さじ1/2、にんにく(すりおろす)1/2かけ分を混ぜて使う。
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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