棒棒鶏
舌の上でとろけるようにくずれる鶏ささ身肉が絶品。すりたてのごまを使って香り高いごまだれをつくります。
写真: 福岡 拓
*くらげの塩抜きをする時間は除く
材料
(4人分)
- ・鶏ささ身 (大) 4本(250g)
- ・チキンスープ 500ml
- *顆粒チキンスープの素(中国風)を、表示どおりに湯で溶く
- ・くらげ (塩蔵) 80g
- 【くらげの下味】
- ・砂糖 小さじ1
- ・酢 小さじ1
- ・ごま油 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- 【ごまだれ】*冷蔵庫で2~3日間保存可。
- ・白ごま 30g
- ・ごま油 50ml
- ・ピーナツペースト 45g
- *なければピーナツクリームでもよい
- ・白練りごま 60g
- ・酢 大さじ1
- ・テンジャンユ 大さじ1+1/2
- *なければ焼き肉のたれ(甘口)でもよい
- ・ラーユ 小さじ1+1/2
- ・ねぎ (みじん切り) 1/2本分
- ・しょうが (みじん切り) 大さじ1
- ・にんにく (みじん切り) 大さじ1
- ・きゅうり 1本
- ・ミニトマト 8コ
- ・ねぎ (白い部分) 適宜
- ・ラーユ 適宜
- ・香菜 適宜
つくり方
鶏ささ身は、肉たたきで軽くたたく。鶏ささ身を浸すバットと、ラップを用意しておく。
鶏ささみは、なるべく光沢があってみずみずしく、きれいなピンク色のものを選ぶ。肉たたきやすりこ木で、軽く身をたたいておくと、肉が柔らかくなる。
鍋にチキンスープを沸かし、十分に沸騰させてからバットに移す。すぐに鶏ささ身を並べ入れて、ラップでぴったりと覆い、冷めるまで30分以上おく。
沸騰したスープをバットに注いだら、すぐに鶏ささみを並べ入れる。底にはり付かないように、バットを揺するとよい。重ならずにスープに沈む大きさのバットを使うこと。すぐにラップでぴったりと覆う。
2が完全に冷めて、鶏ささ身の中まで熱が通ったら、包丁で筋を取り除く。
完全に冷めたら熱の通り具合を確認する。白に近い淡いピンク色になっていたらOK。生っぽければ、温めたスープに戻しいれて再びラップで覆う。冷蔵庫で保存するときは再びバットに戻す。
鍋に、塩抜きしたくらげとたっぷりの水を入れて火にかけ、約80℃になったら湯から上げる。流水で粗熱を取って手でよくもみ、水けをしっかりとふき取る。下味の材料とよく混ぜる。
くらげ(塩蔵)は水に1時間以上つけて戻し、流水で塩けを洗い流す。鍋に水とくらげを入れて火にかけ、鍋の中でくらげが動き出したら湯から上げる。沸騰させると堅くなるので注意する。
【ごまだれ】をつくる。いりごまをすり鉢ですり、約150℃に熱したごま油を加える。そのほかの【ごまだれ】の材料を加えてよく混ぜる。
フライパンで軽くいったごまをすり鉢に入れ、すりこ木で粉状になるまでよくする。約150℃に熱したごま油を加えて、ごまの風味を引き出してから、ほかの【ごまだれ】の材料を混ぜる。
きゅうりは細切りにする。ミニトマトは好みで飾り切りにする。ねぎは3cm長さのせん切りにして水に放し、水けをよくきる。3の鶏ささ身は汁けをふき取って細切りにする。
きゅうりを皿に敷き、鶏ささ身をのせ、汁けをきったくらげ、ミニトマトを添える。ごまだれとラーユをかけ、ねぎ、香菜をのせ、あれば好みのハーブを添える。
◆こちらのレシピも参考に!◆
かぼちゃのごまだれあえ
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このレシピをつくった人
五十嵐 美幸さん
野菜を多く使い、四季を感じる料理をモットーにしている。料理教室も主宰していて、家庭でつくりやすいレシピにも定評がある。
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