きのこ担々のいぶしおにぎり
担々麺の肉みそにきのこを加えた、うまみたっぷりの具を混ぜ込んだ極上おにぎり。スープをかけてお茶漬けにすれば、さらに究極の一品に!
写真: 今清水 隆宏
*おにぎりのみ全量。
*おにぎりのみ全量。
*昆布、ザーサイを水につけておく時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ご飯 (温かいもの) 米360ml分(2合分)
- ・豚ひき肉 30g
- ・まいたけ (根元の部分を除いてほぐす) 30g
- 【スープ】
- ・水 カップ2+1/2
- ・昆布 10g
- ・ザーサイ (みじん切り) 20g
- ・削り節 10g
- 【A】
- ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1
- ・にんにく (みじん切り) 少々
- 【B】
- ・酒 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ2
- 【C】
- ・米 10g
- ・砂糖 5g
- ・ウーロン茶の茶葉 3g
つくり方
【スープ】をつくる。ボウルに水、昆布、ザーサイを入れて一晩おく。鍋に入れて弱火にかけ、沸騰する直前に昆布とザーサイを引き上げる。火を止めて削り節を加え、削り節が沈んだら、汁をこす。
表面加工のしてあるフライパンで、弱火でひき肉を炒める。ひき肉の色が変わってきたら、【A】、1のザーサイ、【B】、まいたけを順に加えてそのつど炒め合わせる。
ご飯をボウルに入れ、2を加えてよく混ぜる。1コ60gの俵形のおにぎりをつくる。別のフライパンを中火で熱し、全体を転がして表面がうすく色づくまで焼く。
アルミ箔(はく)で直径約10cmの円形をつくり、【C】をよく混ぜて平たく敷き詰める。
中華鍋の底に4を置いて2分間強火で加熱する。砂糖が溶けて煙が上がってきたら、弱火にして網を置き、その上に3のおにぎりを並べる。金属製のボウルなどでふたをして約30秒間いぶす。
砂糖が溶けてきたら、網とおにぎりをのせる。ふたをするときはボウルを使うと便利。短時間のくん製で十分香りがつく。一度に網にのらないときは、2回に分ける。
【極上のお茶漬けに!】
器におにぎりを入れ、温めた1の【スープ】をかける。卵黄のしょうゆ漬けなどを添え、好みで芽ねぎ、穂じそを散らす。
◆こちらのレシピも参考に◆
卵黄のしょうゆ漬け
このレシピをつくった人
脇屋 友詞さん
東京・赤坂にある中国料理店のオーナーシェフ。15歳で料理の道に入り、数々の名店で修業を積み、現在は、東京に4店舗を展開中。日本の中国料理界をけん引すると共に食を通じての社会貢献活動にも関わり、2014年秋の叙勲にて黄綬褒章を受章。上海料理の伝統を軸にした、体にやさしい料理が人気。
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