きょうの料理レシピ
刻みいなりのばらずし
油揚げで包む手間なく、いなりずしのおいしさが味わえます。合理的に手間を省く、なんとも画期的な一品。ふっくらジューシーな油揚げと、にんじん、れんこんの食感が絶妙です。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/350 kcal
*1人分
塩分/3.2 g
*1人分
調理時間
/20分
*油揚げとすし飯を冷ます時間は除く。
材料
(2人分)
- ・油揚げ 1+1/2枚
- ・にんじん 30g
- ・れんこん 50g
- 【A】
- ・水 大さじ2
- ・米酢 小さじ1
- ・砂糖 小さじ1
- ・塩 少々
- ・ご飯 (堅めに炊く/炊きたてのもの) 200g
- 【すし酢】
- ・米酢 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・塩 小さじ2/3
- ・白ごま 適量
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・砂糖 小さじ2
つくり方
1
油揚げは紙タオルで余分な油を除き、3.5cm×7~8mmの短冊形に切る。
2
鍋に油揚げと水カップ1/2、うす口しょうゆ、砂糖を入れる。オーブン用の紙を丸く切った落としぶたをのせ、弱めの中火で5~6分間煮る。そのまま冷ます。
! ポイント
油揚げがバラバラになってしまうので、煮ている間はさわりすぎないのがコツ。
3
にんじんは6mm角に切る。れんこんは皮をむき、8mm厚さに切り、食べやすい大きさに切る。耐熱皿に入れて【A】を加え、ラップをして電子レンジ(600W)に3分間かける。ざるに上げ、水けをきる。
4
【すし酢】の材料を合わせ、ご飯に混ぜ合わせる。ぬれ布巾などで覆い、そのまま冷ます。
5
4に3と白ごま小さじ2を混ぜ合わせ、器に盛る。2をのせ、白ごま適量をふる。
きょうの料理レシピ
2016/10/11
杉本節子の 町家で楽しむ京ごはん
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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