ドライフルーツのおからカレー
スパイスのきいたカレーに、ドライフルーツの甘みが程よく合います。カレーにもご飯にもドライフルーツをたっぷりと混ぜます。
写真: 原 俊彦
*1人分
*白米を炊く時間は除く。
材料
(4人分)
- 【ドライカレー】
- ・おから 200g
- ・干しぶどう (みじん切り) 大さじ2
- ・干しあんず (みじん切り) 大さじ2
- ・ねぎ (みじん切り) 50g
- ・にんじん (みじん切り) 50g
- ・セロリ (みじん切り) 50g
- ・ピーマン (みじん切り) 50g
- ・スープ カップ2
- *固形スープの素2コを湯で溶く。
- 【A】
- ・カレー粉 大さじ5
- ・ターメリック 小さじ1
- ・一味とうがらし 小さじ1
- ・ウスターソース 大さじ1
- ・トマトケチャップ 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- 【ご飯】
- ・白米 360ml
- ・干しぶどう 大さじ2
- ・クランベリー 大さじ2
- ・ココナツフレーク 大さじ4
- ・あさつき 適宜
- ・ごま油
つくり方
【ドライカレー】用の干しぶどうはヒタヒタの水で戻しておく。
フライパンにごま油少々を熱し、みじん切りにした野菜を炒める。火が通ったら、おからを加え、さらに炒める。
2にスープを入れて約10分間煮詰め、【A】の調味料を加える。最後に1と干しあんずを加え、おからがパラリとなるよう仕上げる。
ドライフルーツは、あまり炒めると色の鮮やかさがなくなるので、最後のほうで加える。木べらで混ぜて、フライパンの底がきれいに見えれば、おからがパラリと仕上がった証拠。
炊いた白米に、干しぶどう、クランベリー、ココナツを混ぜて器に盛り、3の【ドライカレー】をかける。好みであさつきをのせる。
【ドライフルーツに豊富な栄養成分】
●食物繊維
食物繊維は、血中コレステロールを下げ、血糖値の上昇を抑制する。野菜や果物は食物繊維が豊富だが、ドライフルーツはそれが凝縮されているので、少量食べるだけでもたくさんの食物繊維が取り入れることができる。
●ミネラル
ドライフルーツは、カリウム、鉄、カルシウムなどのミネラルが豊富。中でもカリウムは、血圧を下げる働きがあり、冬場に多い脳卒中を防ぐ。
●抗酸化物質
果物の皮などの色素成分に含まれる抗酸化物質には、細胞や遺伝子を障害し動脈硬化やがんの原因となる活性酸素の働きがある。ドライフルーツの中でも色の濃いものには多く、特にプルーンの抗酸化物質含有量は、ほかの食物と比べてもトップクラス。
このレシピをつくった人
田中 愛子さん
大阪と東京で料理教室を主宰。海外でのパーティーコーディネートにも多く携わる。和・洋・中・菓子と幅広く食分野に精通。語学力を生かし、海外の食事情や食文化の取材にも活動の場を広げている。
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