きょうの料理レシピ
ふきのつくだ煮
コツは真っ黒になるまで煮詰めすぎないこと。少し煮汁を残して火を止めると、ふきの色や香りも残り、つややかな仕上がりになります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/400 kcal
*全量
塩分/14.5 g
*全量
調理時間
/60分
*ねかせる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ふき (葉付き) 1ワ(400g)
- ・切り昆布 (乾) 20g
- 【A】
- ・酒 カップ1
- ・しょうゆ 70ml
- ・みりん 110ml
- ・粉ざんしょう 小さじ1/2
つくり方
1
ふきは葉を切り分け、軸、葉それぞれふきの信田巻きそぼろあんの1、ふきご飯の2を参照して下処理する。
2
軸は4cm長さに、葉は5mm幅の5cm長さくらいに切り、それぞれ水けを拭き取る。切り昆布は洗って食べやすい長さに切る。
3
鍋に【A】を合わせ、2の軸と切り昆布を加えて火にかける。沸騰したらふたをして弱火にし、時々かき混ぜながら約30分間煮る。ふきの葉を加え、再度煮立ったら火を止めてふたをし、そのまま1日間ねかせる。
! ポイント
冷めるときに味が入るので、いったんねかせるとよりおいしく仕上がる。時間がないときは省いてもよい。
4
3を再び火にかけ、沸騰したら弱火にし、煮汁が少なくなるまで煮て火を止め、粗熱が取れたら、粉ざんしょうを加えてよく混ぜ合わせる。
全体備考
【保存】
保存容器に入れて、冷蔵庫で約1週間保存可能。
きょうの料理レシピ
2015/05/06
今こそ伝えたい!京料理人の温故知新レシピ
このレシピをつくった人
中東 久人さん
京都・花脊(はなせ)にある料理旅館4代目主人。山菜など自然の食材の持ち味を生かした料理が評判で、多くのファンをもつ。毎朝野山に出て、きのこや山菜を探すのが日課。
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