きょうの料理レシピ
ふきご飯
刻んだふきを炊き込んだ香りよいご飯に、香ばしいふきの葉のふりかけをたっぷりと。ふきの滋味を味わいつくすご飯です。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/310 kcal
*1人分
塩分/0.8 g
*1人分
調理時間
/50分
*ふきの軸を浸す時間、米を浸水させる時間、蒸らす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ふき (葉を除く) 2本(70g)
- ・米 180ml(1合)
- 【炊き地】
- ・だし カップ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1弱
- ・酒 小さじ1
- ・塩 少々
- 【ふりかけ】*つくりやすい分量。残りは1日間くらいで食べきる。
- ・ふきの葉 20g
- ・白ごま (いって細かく刻む) 小さじ1弱(2g)
- ・削り節 (もみほぐす) 2g
- ・しょうゆ 小さじ1/4
- ・揚げ油
つくり方
1
米は洗ってざるに上げる。
2
ふきの軸はふきの信田巻きそぼろあんの1と同様に下処理し、5mm幅に切る。【ふりかけ】用のふきの葉は銅鍋に湯を沸かし(なければ湯に塩少々〔分量外〕を加える)、約1分間ゆでて氷水にとり、ざるに上げる。葉を広げて水けをよく拭き取り、4cm四方に切る。
3
ボウルに【炊き地】の材料を合わせ、ふきの軸を約30分間浸して取り出す。続けて1の米を入れ、1時間浸水させる。
4
鍋に揚げ油を150℃に熱し、2のふきの葉を入れて3~5分間、気泡が出なくなるまで揚げる。紙タオルなどで油をよくきり、粗くつぶす。
5
3の米を【炊き地】ごと炊飯器の内釜に入れ、普通に炊く。炊き上がったらいったんふたをあけ、3のふきを加えて約5分間蒸らす。
6
4をボウルに入れ、残りの【ふりかけ】の材料を加えてサックリと混ぜる。
7
5を混ぜて茶碗(わん)に盛り、6の【ふりかけ】をのせる。
きょうの料理レシピ
2015/05/06
今こそ伝えたい!京料理人の温故知新レシピ
このレシピをつくった人
中東 久人さん
京都・花脊(はなせ)にある料理旅館4代目主人。山菜など自然の食材の持ち味を生かした料理が評判で、多くのファンをもつ。毎朝野山に出て、きのこや山菜を探すのが日課。
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